2013年01月02日

春グマ猟復活への動きにNO!を(4)パブコメ全文

前欄「同(3)から続きます。

岩手県 - 「第3次ツキノワグマ保護管理計画(案)」及び「第3次カモシカ保護管理計画(案)」に関する意見募集について
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=297&of=1&ik=3&pnp=59&pnp=263&pnp=297&cd=42716(岩手県庁サイト)

岩手県民でなくても自然の生態系は国民の共有財産につきパブコメに参加はできるはずです。
締め切りは4日(金)までです。私も以下文を同日に電子送付するつもりです。
志を同じくされる方は拙過去ログリンクも含めどうか御自由にお使いくださいませ。
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岩手県御中

岩手県 第3次ツキノワグマ保護管理計画にパブリックコメントとして応募させていただきます。(1.のB(セシウム関連)及び3.以下(検討会等)は第3次カモシカ保護管理計画にも言及しています。)

1.
春グマ猟許可について以下の箇条理由により反対いたします。

@熊の胆目当てでの乱獲促進

春グマ猟=春の高付加価値熊の胆とは密接不可分でしょう。

A違法流通及び実質上の役得促進

クマの胆嚢(熊の胆)の換金行為はハードルのきわめて高い薬務行政の許可範疇での製造(加工)、販売・譲渡でなければ薬事法違反でもあります。広島県では早くから駆除クマからの役得が禁止されていますが、当時の担当者によると薬務課と協議の上同法違反を防止するためでもあるとうかがっております。
また春季捕獲を県が公益に鑑み猟期外捕殺を実質上の予察捕獲として位置づけて許可するものであればそれはとりもなおさず駆除となりますので、たとえ同行政の許可を得たものでも役得横領との論難は免れません。

そもそもこの春グマ猟とは冬眠明けの肥大した熊の胆を取りたい時は国法で定められた猟期が終わっているので、その救済策として猟期終了後も一定期間、ツキノワグマを狩ってもよろしいという実に古色蒼然たるクマ猟ハンターへの配慮あふれる措置です。クマ乱獲の中軸をなすものと言っても差し支えありますまい。今頃になってこの悪名高い特別許可を展開しようとする動きは分別も何もありません。狩猟界からの陳情でもあったのでしょうが、その魑魅魍魎性は様々に疑われても仕方ありません。
また新たな特別許可が既成事実や利権の類を生み出し近い将来、春グマ猟を廃止あるいは停止する時に支障をきたす可能性も出てきましょう。


Bセシウム熊の胆等が時系列を越えて狩猟者家族や世間への供給促進(セシウム関連はツキノワグマに限ったことではありません。)

あまつさえ岩手県でも2012/11/14付岩手日報記事「県、シカ猟に「報奨金」 食害対策、1頭6千円」あるいは2012年10月08日(毎日)「放射性セシウム:ヤマドリの肉、基準値超える /岩手 」からも明白なように狩猟捕獲対象鳥獣のセシウム
の問題は深刻です。あまつさえ2012/9/10 20:27付日本経済新聞記事「3県のクマ肉など出荷停止 」http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1004D_Q2A910C1CR8000/
を鑑みるとツキノワグマとて例外ではありますまい。
クマ肉の問題もさることながら、特に熊の胆は永年保存が効く部位でもあります。自家消費規制も流通規制も出ていないお粗末な現状の中、今、長年不許可に転じていた春クマ猟許可を復活させることでで熊の胆部位の存在を増やすことは放射能関連面でも憂慮に堪えがたいのではないでしょうか?

※春グマ猟復活への動きにNO!を(1)
http://gentlethunder.sblo.jp/article/60958128.html
同(2)
http://gentlethunder.sblo.jp/article/61009882.html
同(3)
http://gentlethunder.sblo.jp/article/61138419.html

2.
原則奥山放獣体制確立

日本熊森協会同様に私も「有害捕獲したクマの原則奥山放獣体制確立」を提起いたします。その際長野県や広島・山口等が実施している捕獲した個体を傷めないステンレス製等のクマ専用檻を使用することが望まれましょう。

以下もツキノワグマ関連に限ったことではありません。
3.
検討会の公平中立性

同じく同協会提起の「検討会には狩猟者や狩猟推進派のみならず自然保護団体や動物愛護団体、倫理学者、教育者など各方面の識者を入れること」(趣意)を私も提起いたします。
以下はツキノワグマ関連に限ったことではありません。
4
検討会等の公開性

検討会、審議会等の議事録では誰がどのようなことを主張したかはガラス張りになるべきです。特にもし狩猟者が春グマ猟を主張しているのであればそれは公開されてしかるべきでありましょう。
(略)

住所、番号等(略)
○○○○
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※2013年2月9日後記
春グマ猟復活凶行@岩手
※2013年2月12日同
春グマ猟復活凶行(3)岩手
※2014年2月10日後記
岐阜県パブコメ@14日締め切り
※2017年1月27日後記
2017年岩手県パブコメ@本日締め切り
posted by yutan at 00:00| パブリックコメント