2012年12月24日

春グマ猟復活への動きにNO!を(1)

岩手県は猟期明けのツキノワグマ春季特別捕獲許可でその実「熊の胆猟」を認めようとしています。
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岩手県 第3次ツキノワグマ保護管理計画にご意見を   意見公募しめきり2013年1月4日

(略)
本当の理由は、県の説明とは違うと思われます。
冬ごもりあけのクマは、胆嚢が、1年で最も大きいのです。金より高く売れるというクマの胆嚢を売ることを考えると、春グマを獲るのが一番儲かる殺し時期です。この改正点も、ハンティングを好む人たちからの要望であると思われます。
(略)
こちら2012-12-18※くまもりNews
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クマの胆嚢(熊の胆)の換金行為はハードルのきわめて高い薬務行政の許可範疇での製造(加工)、販売・譲渡でなければ薬事法違反でもあります。また県が公益に鑑み猟期外捕殺を予察捕獲として許可するものであればそれはとりもなおさず駆除となりますので、たとえ同行政の許可を得たものでも役得横領との論難は免れません。

そもそもこの春グマ猟とは冬眠明けの肥大した熊の胆を取りたい時は国法で定められた猟期が終わっているので、その救済策として猟期終了後も一定期間、ツキノワグマを狩ってもよろしいという実に古色蒼然たるクマ猟ハンターへの配慮あふれる措置です。クマ乱獲の中軸をなすものと言っても差し支えありますまい。今頃になってこの悪名高い特別許可を展開しようとする動きは分別も何もありません。狩猟界からの陳情でもあったのでしょうが、その魑魅魍魎性は様々に疑われても仕方ありません。
あまつさえ岩手県でも狩猟捕獲対象鳥獣のセシウムの問題は深刻です。
趙基準値野生肉が拡散される懸念は?(1)
ヤマドリ肉出荷停止

ツキノワグマも例外ではありますまい。
不作為は許されぬ(3)セシウム熊の胆
クマ肉の問題もありますが、特に熊の胆は永年保存が効く部位でもあります。自家消費規制も流通規制も出ていないお粗末な現状の中、今、長年不許可に転じていた春クマ猟許可を復活させることで部位の存在を増やすことはその面でも憂慮に堪えがたいのではないでしょうか?

春グマ猟に物申す!※アーカイブ
穴猟(冬眠親子グマ狙い)糾弾 ※同
セシウム熊の胆等への行政不作為 ※同

※2012年12月26日後記
春グマ猟復活への動きにNO!を(2)へと続きます。
※2013年1月1日後記
春グマ猟復活への動きにNO!を(3)
※2013年2月9日後記
春グマ猟復活凶行@岩手
posted by yutan at 00:00| 春グマ猟に物申す!