2018年09月25日

山にクマが生息するのは至極自然現象(3)狩猟者出動の怪

報道によると上越市(新潟県)から妙高市(同)二俣の山中にある川に渓流釣りに来ていた会社員男性(69)が釣りを終え、川沿いを歩いていた際にクマと遭遇し顔面などに傷を負われるなどして上越市内の病院に搬送されました。幸い意識はあり、命に別状はないとみられるそうです。
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クマに頭かまれる 渓流釣りの上越市69歳男性けが
(略)
同署ではパトカーなどで住民に注意喚起。同市役所でも防災無線などによる広報のほか、猟友会へも通報した。

こちら2018年9月23日 (日) 18:33 上越タウンジャーナル
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男性は「頭をかまれた」と述べているとも報じられていますが、早期完治を願うところです。

それにしても警察や防災無線による注意喚起は当然として、市が猟友会に「通報」したということはハンター集団による「出動」を要請したとも思われます。
表題に示した通り山中にクマが生息することは至極の自然現象です。当事案は渓流釣り目的で入山した人間の側側の典型的な自己責任事故ではないでしょうか?

上越市は国の特措法に基づき隊員身分を非常勤公務員とする同市鳥獣被害対策実施隊を設置する自治体ですが、渓流釣りの入山責任を捨象しての同隊行動が公務にふさわしいのかどうかは市当局はよくよく考えて業務指示しなければなりません。
また実施隊ではない身分・名分の狩猟者グループに出動を命じたのであれば別の問題が発生することは言うまでもありません。
実施隊は非常勤公務員につき部位役得はNG!アーカイブ

銃携行者による実質的な入山捜索がある場合は筋違いにもほどがあるものと思われますが、たとえ、批判をかわす際によく使われる麓での「見回り」との名分であっても別グマも含め無差別そして無意識ににクマを刺激・誘因してしまう可能性は否めないと思います。
クマ誘引・刺激は逆効果@同

かりに麓に近いところにいても人里まで行くかどうかは分からないはずです。幼獣の場合も然り。しかし「見回る側」の猟欲が強ければ何も考えずに、ぽっと出の個体も無差別に撃ち殺してしまうのではないかとの懸念は自然なものの見方でしょう。
猟犬の帯同の有無については定かではありませんが、たとえ帯同していなくても捕殺指向が強いと思われる方々による「巡回」等名分は私見では本当に単なる見回りであるかどうかは疑問が残るところです。

山にクマが生息するのは至極自然現象(2)狩猟者出動の怪

2018年09月24日

東京都のタクシー運転手の方と故・衣笠梓雄氏との一期一会

久しぶりに広島東洋カープ関連です。
昨日のナイトゲームでカープはDeNAを、8回までわずかにホセ・ロペス内野手のソロホームランの一失点に抑えた先発の大瀬良大地投手の好投と松山竜平内野手の代打サヨナラヒットで下し、優勝マジックをいよいよ1としました。
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大瀬良、冷静に力投=広島、ついにM1−プロ野球
こちら9/23(日) 22:16配信 時事通信
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この王手で実質、リーグ優勝は時間の問題でほぼ間違いないものと思われます。

Cファンのペナント制覇の喜びは他のブログや種々の書き込み等にお任せするとして、当欄では東京のタクシー運転手の方による、本年4月23日に故人となられた鉄人衣笠祥雄氏を乗せた時の思い出の発信をリンクすることで、自分なりに優勝の美酒を味わいたいと思います。
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衣笠祥雄さんと私の物語、一介のタクシー運転手の私に「人生の宝物」をくれた日
こちら2018.04.25 ライター兼タクシードライバー
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運転手さんによる感動的な回想にはこの場にてお礼を申し上げます。
3連覇はカープ一筋で偉業を成し遂げた故人への最大の供養となるところでしょう。

衣笠氏が生前に気にかけ大いに期待していたというGの若き4番の岡本和真内野手の今年の打撃開眼へも同様のことがいえましょう。
※参考
ブレーク中の和製大砲、巨人・岡本へ…衣笠さんからの“遺言” 「驚きましたが、ありがたいです」 (1/3ページ)
こちら2018.5.24 zakzak(フジサンケイ系列)
posted by yutan at 00:00| スポーツ等

2018年09月23日

公務員(鳥獣被害対策実施隊)のストライキもどきと服務規程

否決は当然@クマ捕獲報奨金(島牧村)の続報です。

報償費の上げが村議会で否決されたことで、身分を非常勤とはいえ公務員とする鳥獣被害対策実施隊のハンター隊員によるストライキもどきが報じられています。
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1か月ぶりクマ出没 なのに猟友会がいない…理由は1156万円の"報償費" 議会で否決 北海道島牧村

田中うた乃記者:「通報してから1時間がたちました。通常ならハンターが大勢集まってくるはずですが、警察の姿しか見当たりません」
猟友会の姿がない…。なぜ、こうした事態に陥っているのでしょうか?

実は、クマの警戒のため猟友会のメンバーが出動した場合、村の要綱により1人1回3万円の報償費が支払われます。
7月末から続いたクマの出没で報償費などの合計が1千156万円に上っています。それが高額すぎると村議会で補正予算案が否決され、支払われない事態になっているのです。

島牧村村議会 坂下初雄議員:「議会側としては、(報償金を)出さないと言っているのではない。努力は認めるが、緊急時と普段のパトロールで、差をつけて補正予算を出してくださいという事だった。村は猟友会を<
含め解決するための話し合いが必要だ」

実際に出動した猟友会のメンバーは…。
猟友会メンバー:「私たちがしてきたことを、夜でも日中でも議員さんたちは現場に来てみたのかなという思いはある。自分の命がかかってますんで、それを人の命と金額と(比べて)高いと言われてもどうなんだろうね」

こちら9/22(土) 8:00配信 UHB 北海道文化放送 (抜粋)
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捕殺指向が強いと思われる猟銃携行者の出動は不要な刺激誘因で別グマも含めた出没を無差別に促進する逆効果の可能性がぬぐえないことからもすべきではないと思います。
クマ誘引・刺激は逆効果@アーカイブ

そのうえで、以下に述べる別の観点から行政の丸投げ不作為を思わざるをえません。
クマ部位役得なしを確認@島牧村鳥獣被害対策実施隊でもお分かりのように同村でのクマ事案は国の特措法に基づき同村が設置した身分を非常勤とはいえ公務員とする鳥獣被害対策実施隊の担当業務となっています。
そして当該業務を発令、指揮するのは同村担当課でしょう。
村議会による報奨金値上げ否決を実質的な事由として服務命令に従わない隊員がいるのであれば、当局はしかるべき制裁措置を取らなければならないのではないでしょうか。

非常勤職員にストライキが認められているのかどうか私は寡聞にして存じ上げませんが、いずれにせよ
「猟友会の姿がない…。なぜ、こうした事態に陥っているのでしょうか?」との配信記事を読む限り服務命令への非服従と受け取られても仕方ありますまい。
そもそも当局は日ごろから実施隊に対して服務規程や公務員としての心構えを指導していたのかどうかも気になるところです。

実施隊は非常勤公務員につき部位役得はNG!アーカイブ
posted by yutan at 07:00| 行政との癒着疑惑

一斗缶かぶりクマ射殺の怪(5)「司法警察員」の業務事案では@読者

一斗缶かぶりクマ射殺の怪(3)実質的な包括回答は疑惑が深めるばかりでは?の続きです。

当ブログ読者の方も、7月30日、岩手県担当課にお問い合わせをされたところ8月8日御回答が届いたということで、質疑応答内容のご提供をいただきました。ありがとうございます。
以下に転載いたします。
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岩手県
問(7月30日)

岩手日報㋅23日付報道によりますと、一斗缶に頭を突っ込んだ熊が猟友会に駆除されたという報道がなされました。
この件に関して、貴県の担当課の電話したところ、岩手県は捕獲許可を出していない。警察も捕獲をしたことはないとのことでした。
東北地方在住の方からは、東北地方では旧来、一斗缶に蜂蜜を入れてクマを誘引して捕獲するという非合法狩猟がおこなわれており、現在も継続しているという話を聞いています。
そこから考えると、この写真は今年5月に宮古市においてクマの密猟が実施されていたことを示すものと解釈できます。つまり、これは刑事犯がいる可能性を示唆しています。
従って、岩手県庁、宮古市職員は刑事告発する義務を負っています。それだけでなく、岩手県職員は鳥獣保護法第76条の規定により、司法警察職員に任命されているはずです。岩手県知事は司法警察職員を任命しているのでしょうか。任命されているのであれば、該当職員は警察権限を行使して密猟者を逮捕しなければなりません。
このようなことを実施していないのであれば重大な職務怠慢ではないでしょうか。

回答(8月8日)

岩手県では、鳥獣行政担当職員が司法警察員として任命されており、広域振興局の担当職員が警察と連携しながら対応しています。
報道事案が違法に当たる可能性についてですが、警察での調査によれば、実際にはクマの駆除に対応した者はなく、鳥獣保護管理法に違反した事実は確認されなかったとのことです。

今後も関係機関等と連携しながら、狩猟の適切な実施を図っていきます。

岩手県環境生活部自然保護課
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司法警察員という職はお飾りの職なのでしょうか?
一斗缶かぶりクマ射殺の怪(4)「司法警察員」の業務事案では
posted by yutan at 00:00| 行政との癒着疑惑

2018年09月22日

「実施隊」を出動させず任意のグループに出動させる怪(2)みなかみ町

「実施隊」を出動させず任意のグループに出動させる怪(※2017年11月07日付)の続報です。

この件については昨年11月1日に、みなかみ町(群馬県)担当課に問い合わせのメールを送らせていただきましたが、途中何度かの回答促進を経て本年9月8日に御回答をいただいております。
御回答自体には大幅な遅延があったとはいえこの場にてお礼を申し上げます。
問い合わせへの御回答は絶好の広報機会のはずですが・・未回答行政当局

以下はみなかみ町当局との当該質疑です。続けて、いただいた各回答へのそれぞれへの所見も記しております。
質疑応答の前に前文も転載しておきましょう。
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※前文
みなかみ町農政課御中  2017.11.1 10:48 
前略
本日付の産経新聞記事
>キノコ採りの男性 クマにおそわれ軽傷 群馬・みなかみ
http://www.sankei.com/affairs/news/171101/afr1711010017-n1.html
を基に1日か2日に貴町担当課に電話対話していただいた広島市在住者の〇〇です。

●●●職員だったか(正確なお名前は失念。違ってたらお詫びします)、その折は御説明ありがとうございます。御即答できない質問項目へのご回答は後日16時から17時の間にお電話をいただくことになっていましたが、当方の勤務を起因とする生活形態から電話にまともな形で出れそうにないので御回答は以下の文書化した各質問への御回答を質疑形式にてメールでお返しされることを望みます。
以下は拙個人日記に記した私の所感です。それを読まれた後、各質問にお答えくださることを希望いたします。
※「拙個人日記」とは冒頭リンク画面(2017年11月07日付)につき略します。

質問1
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2018年09月21日

海外も日本も残虐性は同じ@穴猟

ロシアの権力者による冬眠クマ狙いの穴猟の実態が発覚しています。
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【閲覧注意】冬眠中のクマを容赦なく銃殺する残虐映像流出! 州知事の暴挙は「住民のため」か、大炎上を狙うプーチンの謀略説も=露

※2頁目に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方は文章のみご覧ください。
(略)
こちら2018.09.11.「トカナ」
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穴猟の残虐性については海外も日本も同じでしょう。
蛮行にまことしやかな名分を与えている分、日本のほうが悪質といえるのかもしれません。

穴猟(12)ロシア人狩猟者の蛮性をはるかに凌駕
posted by yutan at 00:00| クマ、安易な駆除・捜索等

2018年09月20日

メールアドレス変更のお知らせ

「エキサイトメールサービス」終了に伴い、今月18日(火)15時からexciteのメルアドは使えなくなります。
よって同日以降にメールをくださる閲覧者御各位におかれましては、当欄右下のメール欄に代替えとして提示したyahooのメルアドからの御送信をお願い申し上げます。
posted by yutan at 00:00| 当ブログについて

2018年09月19日

逃げグマを刺激・誘因するな!鶏舎事故の検証は必要

報道によると17日午後6時ごろ、富山県小矢部市菅ヶ原にある養鶏場で、経営者の47歳の男性から「クマに襲われてけがをした」と消防に通報がありました。 男性は、クマに顔と右腕をひっかかれ、救急車で砺波市内の病院に運ばれましたが、警察によりますと、けがの程度は軽いとみられ、命に別状はないということです。
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小矢部でクマに襲われ男性軽傷か
(略)
警察によりますと、男性は、養鶏場の鶏舎で1人でドアを修理していたところ、突然、クマ2頭が鶏舎の中から現れ、このうちの1頭が男性に襲いかかったということです。
クマは親子とみられ、男性を襲ったあと、養鶏場に近い山の中に逃げていったということです。
現場は、住宅地から離れた山あいの地域で、警察と市は、周辺の住民に注意するよう呼びかけるとともに、18日の朝、猟友会とともに付近をパトロールすることにしています。

こちら09月17日22時46分 NHK富山 NEWS WEB
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まずは軽傷とはいえ男性の完治を願うところです。

親子グマはなぜ鶏舎に侵入したのでしょうか。クマが内部に入っていた同時系列での修理はさすがに考えにくいことと思われます。
市当局によるとクマは壊れていた戸口からの侵入とのことですが、こうなる前に早めの修理が要されたのではないでしょうか。それとも破損に気付くのが遅れたのでしょうか? むろん、そもそもの頑丈な戸口であるべきであることは言うまでもありません。いずれにせよ鶏舎事故の検証は必要かと思われます。

また当局によると、「パトロール」を名目とする猟友会出動は本日も引き続き行うそうです。むろん逆効果を惹起させる可能性もぬぐえない逃げグマ追いにならないように、同隊は山中には入らないそうです。クマを不要に刺激・誘因する陥穽もぬぐえない猟犬帯同もないそうですが、地域からから要望があれば、銃猟者による「パトロール」明日以降も続く含みも残されていました。
誘因捕獲檻の設置は今は考えていないそうです。

あくまで「警戒」「巡回」を旨とする猟友会出動であることを強調されているようにも感じましたが、たとえどういう状況になっても逃げグマ追いにならないようにとする当初の方針通り、一線を越えることのないことが住民の安全のためにも望まれてきましょう。
かりそめにも、鶏舎での遭遇事故への復讐猟的な行動にならないことが、不要な刺激誘因による再出没を防止する前提ともいえましょう。

ハチミツ箱とクマ出没@アーカイブ

posted by yutan at 00:00| クマ誘引・刺激は逆効果

2018年09月18日

クマ捕獲が実施隊事案ではない怪@池田町(北海道)

別グマを捕殺した誘因捕殺した疑いはないか?等@池田町(北海道)(9月10日付)の続報です。

後段にて
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今回の捕殺は、その隊員を非常勤公務員とする特措法に基づく池田町鳥獣被害対策実施隊による公務の一環と思われ、隊員による熊の胆などのクマ部位役得はなかったことを同町正規職員が当局として名実ともに確認しているものとも思われます。
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と記しましたが、それは前日(9日)の池田町担当課への電話での問い合わせで担当者から「クマ捕獲は実施隊が行った」と直接伺っていたからです。実施隊は国の特措法に基づく隊員を公務員とみなす組織ですから、業務で得た熊の胆などのクマ部位の隊員による私物化などは許されないはずです。
実施隊は非常勤公務員につき部位役得はNG!アーカイブ

実施隊員による捕獲・駆除である以上は、名実ともに熊の胆などのクマ部位役得がないことを確認すべく10日、以下の問い合わせを同町担当課に電子メールにて送付させていただいたところ、14日に、クマ捜索は実施隊の事案ではないとの当初のご説明を覆すご回答をいただきました。そして実施隊事案ではないことで北海道ではクマ部位私物化は是認されているとして同町同事案でも不問とする趣意の御回答でした。
(ご回答自体についてはこの場にてお礼を申し上げます。)
問い合わせへの御回答は絶好の広報機会のはずですが・・未回答行政当局

以下は池田町担当課との質疑応答です。
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posted by yutan at 00:00| 行政との癒着疑惑

2018年09月17日

否決は当然@クマ捕獲報奨金(島牧村)

クマ部位役得なしを確認@島牧村鳥獣被害対策実施隊の続報です。

その後の報道によると島牧村定例村議会が12日開会し本年度一般会計補正予算案を賛成少数で否決したそうです。否決は、7月末から出没が相次いだクマの捕獲や出動への報奨金1156万円を村が計上したところ、複数の村議から「住民理解を得られない」との反対意見が出たことによるものと思われます。
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クマ捕獲や出動、1千万円超す 報奨金額に異議 島牧村議会否決
(略)
 報奨金は村の交付要綱に基づき算出し、クマの捕獲奨励金は1頭9万5千円。猟友会の要望を受け2013年度に1万5千円から7万5千円になって以来、年5千円ずつ増えている。村によると、他町村は共和町10万円、寿都1万円、黒松内3万円など。出動報償費は島牧が1人1回3万円(緊急駆除要請時)で、寿都は1回1万4600円、共和は年70万円で猟友会に委託している。

こちら09/13 05:00 北海道新聞
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まさか熊の胆の役得ができないということでその代替え措置とは思いたくありませんが、ドサクサに紛れた多額の報奨金計上であるとの論難が出てくるのも仕方ありますまい。
今回、否決に回った多数派村議の方々は出動や捕獲の実態は地元の方々代表としてよくご存知のことでの採決結果でありましょう。

また出動は国の特措法に基づきその隊員を非常勤とはいえ公務員扱いとする同村鳥獣被害対策実施隊によるものであることを鑑みると軽々に公務人件費を増やすことに分別の目が否決をもたらしたものでありましょう。
そもそも、一般公務員は自ら給与や手当の増額を請求することはできません。これまでの増額が猟友会からの要望を受けてのものであることが事実の場合、この面の是非の検証も望まれてきましょう。

※2018年9月23日後記
公務員(鳥獣被害対策実施隊)のストライキもどきと服務規程
posted by yutan at 00:00| 行政との癒着疑惑