2018年12月14日

水平撃ちですか?事故防止講習会

道猟友会及び狩猟者への要請文@北海道森林管理局の関連です。

報道によると恵庭市の国有林で11月に北海道猟友会会員の男が起こした猟銃の誤射による死亡事故を受け、同会札幌支部は12日、札幌市内で支部会員を対象とした講習会を開き、猟銃による事故防止の手順を確認しました。講習会には約300人が参加し同支部の支部長が模擬銃を使い、目視で獲物か人か確実に確認してから発砲することや、獲物に逃げられたら弾を抜くことなどの基本動作を説明したうえで「絶対に起きてはならない悲惨な事故。初心に帰って再発を防いでほしい」と呼び掛けたそうです。
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恵庭の国有林での誤射死亡事故受け講習 道猟友会札幌支部
(略)
事故は11月20日、林道を巡回していた北海道森林管理局恵庭森林事務所の男性職員(38)が、同支部会員の自営業の男にエゾシカと間違えて撃たれ、死亡した。

こちら※12/12 22:38 更新 北海道新聞
模擬銃を構え、会員に目視での確認の徹底を呼び掛ける〇〇支部長
画像検索結果※同
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画像で見る限り支部長の猟銃の構えはいわゆる「水平撃ち」と呼ばれているものではないでしょうか?
もしかするとこの撃ち方は北海道では不問なのでしょうか?
ちなみに私が住む広島県では県当局が狩猟者に対して水平撃ちをしないことを今年度に限らず従前より啓発しています。以下、同県庁自然環境課の画面より引用しておきましょう。
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第一種・第二種銃猟狩猟者の皆さんへ広島県【平成30年度】

● 次のことに注意して事故や違反のないように心がけましょう。

7 水平撃ちを避けましょう。前方がよく見通せ,危険のない場合以外は,水平またはそれに近い角度で発砲することは止めましょう。
こちら※pdf (抜粋)広島県庁自然環境課画面より
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「水平に近い角度」からの発砲も含め水平撃ちの自粛は別に広島県に限ったことではありますまい。
環境省は水平撃ち禁止等への積極啓発の音頭を取れ!

私が掌握していない都道府県でも多くが水平撃ちには安全面からの懸念をいだいているものと思われます。
今回の恵庭市での猟銃発砲による一般人死亡事故は事故防止を絶対的に第一義と考えなければならない教訓とすべきと考えます。かけがえのない生命の尊重の観点からも官民問わず水平撃ちへの対処や自粛の啓発は真摯なものでなければならないこと明白と言えるのではないでしょうか?
posted by yutan at 00:00| 生命の尊重@新設カテ

2018年12月13日

たまさかの出没に過剰反応しなかった学校側の勝利@岡山県

報道によると先月20日午前8時半ごろ、岡山県西粟倉村影石、西粟倉中グラウンドにツキノワグマ1頭がいるのを近くの住民が目撃し、学校南の村教委事務局を訪れて通報。教育長が確認に出たところ、クマはグラウンドのフェンス(高さ約3メートル)を乗り越えようとして約5分走り回り、フェンスの途切れた校門付近から出て東の国道373号を横切り、山中へ逃げ、けが人はいなかったといいます。当時、校内には生徒と教職員計43人がいたといいますが、学校は部活動を中止して午後4時前から一斉下校にし、教職員が通学路で見守ったそうです。
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西粟倉中にツキノワグマ侵入 山中に逃げる、生徒ら一斉下校
(略)
関教育長によると、クマは体長約1メートル。確認時、足跡がグラウンドに点々と残り、学校西側から侵入した可能性があるという。「クマがグラウンドに出るとはここ何年も聞いたことがない。登校時間帯と重ならず、本当によかった」と話した。

県によると、2018年度の県内のツキノワグマ出没件数(15日現在)は171件(前年度同期比63件増)で、捕獲は16頭(同5頭増)。このうち西粟倉村の出没件数は6件(同5件減)。美作市真殿の山中では6月、60代男性が襲われて負傷している。

こちら(2018年11月20日 21時55分 更新 山陽新聞)
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目撃から22日経た昨日、西粟倉村教育委員会にその後の学校や付近での目撃の有無について問い合わせてみました。同教委によるとその後の目撃は一切なく、当日当時刻頃には学校敷地外にある給食施設にも嗅覚誘因をもたらす食害もなく、クマ出没防止意識が強いという地域も生ゴミ放置などもなく、出没は単純な通過行動であったものと認識され、特に狩猟関係者に捕獲等の要請などはすることなく、クマが侵入したと思われるフェンス間の隙間の部分を緑の網フェンスで封印補強されたそうです。

岡山県庁自然保護課も同様に認識され、例えば猟友会や猟犬による逆効果てきめんと思われる刺激誘因をもたらしかねない猟銃携行者による捜索や見回りの類は一切なかったとの御回答をいただきました。
たまさかのクマ出没に人間側が過剰に反応しないことが最善の解決策であることを示した騒動であったと思われます。

クマ誘引・刺激は逆効果@アーカイブ
posted by yutan at 00:00| クマとの共生

2018年12月12日

群馬県鳥獣被害対策支援センターからの再回答@熊の胆事案等

最初は包括回答だった@群馬県鳥獣被害対策支援センター(※前欄)からの続きです。

9月16日に群馬県庁に送付させていただいた7項目の箇条質問への包括回答を同県鳥獣被害対策支援センターからいただいた後、本庁自然環境課を通し群馬県鳥獣被害対策支援センター包括回答の不適切性を電話で述べさせていただいたところ、10月17日付にて同センターより今度は担当者名も記した質疑応答回答が届きました。
同センター及び取り次いでくださった本庁自然環境課等へはこの場にてお礼を申し上げます。
問い合わせへの御回答は絶好の広報機会のはずですが・・未回答行政当局

以下はその質疑内容です。
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2018年12月11日

最初は包括回答だった@群馬県鳥獣被害対策支援センター

「実施隊」を出動させず任意のグループに出動させる怪(2)みなかみ町の関連です。

群馬県庁に9月16日に7項目の箇条質問(後述)を送付し質疑応答の形でご回答を依頼申し上げましたが、19日に本庁環境森林部自然環境課より途中経過報告をいただいた後、本課を農政部技術支援課とする鳥獣被害対策支援センターから10月3日付で送付された御回答は質疑応答形式ではなく包括回答でした。
以下、■前段は本庁自然環境課よりの途中経過報告、■後段は鳥獣被害対策支援センターからの決裁者無記名での包括回答です。
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2018年12月10日

道猟友会及び狩猟者への要請文@北海道森林管理局

前欄に続き先月20日に発生した恵庭市(北海道)国有林でのハンター(札幌市在住)の誤射による業務中の森林管理局職員死亡事件です。

北海道森林管理署は北海道猟友会及び狩猟者に対して以下の要請を行っております。
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posted by yutan at 00:00| 生命の尊重@新設カテ

2018年12月09日

狩猟者入山自粛要請措置の実効性を懸念

入林禁止はエゾジカ猟のみならず全種対象@石狩森林管理署管内(※前々欄)の続報です。

7日、北海道森林管理署に入山禁止措置の拘束力(罰則の有無)について7日、問い合わせてみたところ案の定、罰則はなく同禁止措置はあくまで自粛要請の範疇だそうです。
同森林管理署によると「車の入り口を封鎖するから入山禁止は自粛要請とはいえ実効力は期待できるのではないかと考えている」そうですが、狩猟者にとっては入山方法は蛇の道は蛇で車も含め様々な方法でいくらでも可能なのではないでしょうか。

道猟友会は道外ハンターへも自粛の呼びかけを!(※前欄)
にて言及した(社団法人)北海道猟友会による道内ハンターへの呼びかけも文字通り自粛要請であることは言うまでもありません。

まあ北海道森林管理局及び道猟友会の自粛要請は無論しないよりはマシなのですが、当カテゴリ各欄でも縷々述べさせていただいているよう狩猟行為の自粛要請の実効性については脆弱性を懸念せざるをえません。

※2018年12月10日後記
道猟友会及び狩猟者への要請文@北海道森林管理局
posted by yutan at 00:00| 無視される自粛要請等

2018年12月08日

道猟友会は道外ハンターへも自粛の呼びかけを!

入林禁止はエゾジカ猟のみならず全種対象@石狩森林管理署管内(※前欄)からの続きです。

最後部にリンクした報道によると、恵庭市の国有林で11月、猟銃の誤射で北海道森林管理局職員の男性(38)が死亡した事故を受け、北海道猟友会は4日、全71支部の会員約5300人を対象に、年内は道内での趣味目的の狩猟を自粛すると決めた。自粛中に各支部で会員対象の事故防止講習会を開き、安全対策の徹底を図るそうです。
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道内、趣味目的の狩猟を年内自粛 誤射事故受け猟友会
(略)
同会によると、自粛は全ての動物の狩猟が対象。誤射現場が国有林であったことから、国有林での自粛は来年3月末まで続ける。自粛中も市町村などの依頼を受けて行う有害鳥獣駆除は行う。1967年の同会設立以来、狩猟を自粛するのは初めてという。

こちら12/05 05:00 北海道新聞
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私有林や国有林を除く公有での狩猟自粛は記事タイトルにあるよう年内に限られています。それらの山林で来月1日より自粛期間は解除され晴れて狩猟遊びに没頭することが可能と思われます。
また道外からエゾジカやクマを撃ち殺しに入山する者へは国私有林とも自粛要請の対象にはなっていません。
道猟友会はそうした道外ハンターについても自粛要請を呼び掛けるべきではないでしょうか。

そもそも道猟友会は当欄を私が書いている時点(12月7日20時頃)までも、公式HPでくだんの事故の事はおろか今回の自粛要請についても何ら言及しておりません。
容疑者ハンターはやはり道猟友会に入会していた@道新報道
道猟友会トップページにある
@猟銃による事故の発生と安全狩猟の徹底について
A緊急アピール
も2011年頃の犯人が会員かどうかは定かでない厚真町での事案についてのものであり、会員が起こした今回の死亡事故についての通知ではありません。
むろん厚真町での撃ち逃げ犯罪にかかわる文言はそのまま保持することは当然ですが、先月末新たに死亡事故を会員が起こした以上は、この最新事案についても発信するのはれっきとした公益社会法人たる道猟友会としての責務ではないでしょうか。

併せて今回の自粛要請についてもHPで全国のハンターに呼び掛けて然るべきものと考えます。
道内で狩猟行為をする者が道民に限らないことは言うまでもありません。
狩猟者側に分別があれば何の落ち度もない森林管理局職員の方がハンターに射殺されたことを深刻に受け止めた自粛は公私有林を問わず期待できるかもしれないことを知るべきです。

また狩猟を管轄する道庁担当部局におかれてもそうした電子発信の欠落について道猟友会に是正を呼びかけるべきと考えざるをえないところです。

※2018年12月9日後記
狩猟者入山自粛要請措置の実効性を懸念
posted by yutan at 00:00| クマ猟自粛要請等

2018年12月07日

入林禁止はエゾジカ猟のみならず全種対象@石狩森林管理署管内

容疑者ハンターはやはり道猟友会に入会していた@道新報道の続報です。

以下は(平成30年12月6日)にて北海道森林管理局(札幌市)に掲載された通知文です。
上記画面左側の見出し欄に「石狩森林管理署の狩猟に係るお知らせ(PDF : 33KB)(平成30年12月6日)」との文言でリンクされています。
「お知らせ内容」を以下に転載しておきましょう。
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石狩森林管理署管内への入林禁止について

去る11月20日の北海道猟友会会員の誤射による当署職員の森林官の死亡事故の影響により、森林内の調査業務等に遅れが生じていることから、これらの業務を早急かつ安全に進めるため、12月10日(月)から銃器を用いた狩猟を全面的に禁止することし、林道ゲート等入り口付近に「作業中につき、立ち入り禁止」の看板を設置しているところです。
これらのことについてご理解、ご協力をお願いいたします。
お問い合わせ先
石狩森林管理署
電話番号011−622−5111(代表)

こちら※2018/12/09再リンク
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北海道森林管理局の報道発表資料一覧画面にも早急に掲載されるそうです。

通達文意はエゾジカ猟に限定したことは書かれていません。しかし北海道文化放送の報道では石狩森林管理署
管内国有林での狩猟禁止はエゾジカ猟に限定されるとも受け止められうる見出しをつけています。※後述御参照
そこですぐに北海道森林管理局にそのあたりを問い合わせてみたところ、入山禁止はやはりエゾジカ猟に限らず銃を用いた全ての鳥獣種を対象とした狩猟行為だそうです。
同局によると、たとえ罠猟であっても捕獲現場で銃を使用して止めをさす場合も同様に入山禁止規定が適用されるそうです。
それから現時点でまでこの事案について、当時者管理局たる石狩森林管理署のHPこちらに何の言及のない周知することから同HPにも通達を載せるべきことを進言させていただきました。

ちなみに北海道文化放送の報道では誤解を与えかねない見出しのみならず銃猟者入山禁止の期限は来年3月ごろまでと報じられていますが、北海道森林管理局管理局によると期限はまだ未定だそうです。
参考
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国有林のエゾシカ猟規制 ハンター誤射事故受け 人里に影響の恐れ… 北海道・石狩森林管理署

この事故を受け、森林管理署では国有林の保全作業を行う職員の安全を守るため、来年3月ごろまでの期間、狩猟目的の入林を許可しない方針を固めました。
規制は来週にも始まる見通しで、北海道猟友会も駆除を目的としたシカ撃ちを自主規制する予定です。

こちら12/3(月) 19:25配信 UHB 北海道文化放送  - Yahoo!ニュースより (抜粋)
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札幌市から来た猟友会員による安易な発砲の犠牲になった方が勤務されていた恵庭森林管理署は当の石狩森林管理署の管内にあります。つまり犠牲者は石狩森林管理署の職員でもあったことも忘れてはなりますまい。
かけがえのない一人の生命が失われたのです。
また一職員が死亡されたことに限定して物事を考えてしまえば本質から外れた議論になってしまいましょう。
正当な理由で入山した一般人の誰もが犠牲者になりうる事案であることを官民ともそして報道する側も肝に銘じなければなりますまい。その意味からも銃猟者入山禁止措置は北海道文化放送が未確認のまま報じたと思われる今猟期の全期間が望ましいのではないでしょうか。

ちなみに北海道文化放送が報じた北海道猟友会による「駆除を目的としたシカ撃ちを自主規制する」は、二日後にリリースされた地元紙記事を鑑みると正しくは「趣味を目的としたシカ撃ちを自主規制する」と思われます。
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道内、趣味目的の狩猟を年内自粛 誤射事故受け猟友会
こちら12/05 05:00 北海道新聞
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レジャー猟自粛は国有林を除けばわずかに今月いっぱいまでですか・・・
いずれにせよ狩猟自粛は事故防止の象徴ととらえるべきでえあり人として当然の行動ではないでしょうか。
この件については次欄に改めることにしましょう。

※2018年12月8日後記
道猟友会は道外ハンターへも自粛の呼びかけを!
※2018年12月9日後記
狩猟者入山自粛要請措置の実効性を懸念
※2018年12月10日後記
道猟友会及び狩猟者への要請文@北海道森林管理局
posted by yutan at 00:00| 禁猟区にすべき!

2018年12月06日

徳島県庁への回答促進(記録)

徳島県からの追加質問への御回答(※前欄)にて転載した徳島県から9月14日付でいただいた御回答(4月1日質問送付)を得るに至るまでの回答促進の内容も記しておきましょう。
そもそも質問者が回答促進をしなければならないこと自体が、御回答日のメドを記した途中経過報告を怠る行政の散漫性を指摘せざるをえません。
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2018年12月05日

徳島県からの追加質問への御回答

徳島県への再質問および追加質問@猟犬発信機関連の続報です。

以下は2018年4月1日に徳島県庁の危機管理部消費者くらし政策課鳥獣管理対策部署に送信させていただいた電子メールにての追加質問へ対して同部署から同年9月14日付にていただいた御回答です。
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