2016年09月27日

また飼い犬を錯誤捜索@猟友会等

「捜索鳴動して愛玩犬一匹」の教訓で取り上げた姫路市での飼い犬捜索は案の定、猟友会が行っていたことは25日に発生した隣接自治体の高砂市での類似の事案において同会による捜索が行われたことからもほぼ間違いないことと思われます。なぜ関西テレビは「猟友会による捜索」と報じなかったのでしょうか?

さて、今回の高砂市での錯誤捜索を報じる読売記事です。
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「クマを見た」相次ぐ通報、実は逃げた黒犬
(略)
25日午前6時50分頃、高砂市北浜町北脇の住宅街で、近くの男性(68)が「クマを見た」と高砂署に通報した。同署員と地元猟友会員ら約20人が周辺を捜索したところ、約2時間30分後、目撃現場近くで黒い中型犬(体長約60センチ)を見つけ、保護した。捜索中、住民から「飼い犬が逃げた」と連絡があり、犬は飼い主に引き渡された。
(略)

こちら2016年09月26日 07時31分 読売
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一ヶ月も経っていない隣市での錯誤捜索の教訓は生かされなかったようです。

それにしても捕まえてみれば体長60センチのさほど大きくもない犬ですか。愛玩犬とも思われます。
通報された目撃地点とクマが出没する蓋然性の落差について関係各位は気に留めなかったのでしょうか?
そして仮に犬がクマであった場合も、狩猟関係者よる捜索はクマ刺激による逆効果、捜索がもたらす地域住民への安全面での危険性及び不要な精神不安の惹起を鑑みると、いわば百害あって一利なしといったところではないでしょうか。

クマ誘引・刺激は逆効果(アーカイブ)
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2016年09月26日

「クマを引き寄せない」「興奮しない、させない」が肝要

猟友会出動は疑問@あづま総合運動公園内(福島市)続報です。

至近の報道によると24日午後、散歩中の50代女性が午前11時55分ごろクマが同公園のサイクルスポーツ広場付近の松林から道路を横切り、畑に向かって移動するのを目撃したと同公園を管理する県都市公園・
緑化協会から福島署に通報があったそうです。
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福島・あづま運動公園で「クマ」目撃 松林から道路横切り畑へ
(略)
同協会が園内を見回ったが、クマを発見できなかった。周辺に民家があることから、同署が注意を呼び掛けた。

こちら2016年09月25日 09時06分 福島民友新聞社
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周辺に民家があるからこそ、捕殺志向のあると思われる方々を出動させる仰々しい刺激や誘引は避けるべきですね。要するに藪ヘビならぬ藪クマはNG!ということです。

当局による公園内外の嗅覚誘引物の有無についての検証は再出没を防止するためにも要されましょう。
また注意喚起はいたずらにクマへの恐怖心を煽るものではなく下記に示した福井県の取り組みのように適正かつ的確なものであることが望まれます。

クマによる人身被害を防ぐには、「クマと遭わない」「クマを引き寄せない」ことです。
それでも出遭ってしまったら、「興奮しない、させない」ことです。

秋、クマから身を守る基本 ※pdf 福井県HPより
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2016年09月25日

猟友会による「巡回」拡大等に異議あり!白老町(北海道)

報道によると北海道白老町(胆振総合振興局管内)生活環境課は小学校裏山や近くの住宅街などでヒグマ出没が相次いでいるとして町職員による周辺地域のパトロールを強化し、近隣住民にも外出時には注意するよう呼び掛けたうえで地元猟友会に巡回範囲を拡大するよう要請したそうです。
また同課の見解として、畑の作物や生ごみが荒らされた形跡は無いとしながらも、今年に関してはヒグマが好むコクワなどの木の実が豊富で、親離れしたばかりで縄張りを持たない若グマが出てきているのではないか」と推測のうえ市街地での出没が相次ぐ場合は「捕獲も視野に対応を検討したい」との旨も報じられています。
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ヒグマ出没相次ぐ 白老小裏山や住宅街で目撃
こちら(2016年 9/17)苫小牧民報
画像検索結果
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まず、白老町当局は「いきおい」という副詞の意味を知るべきです。狩猟関係者にクマ対策での「巡回」は
いきおい「巡回」の域を越した「捜索」になる可能性はないでしょうか。あまつさえ「巡回」範囲の拡大はいっそう疑念を強めるばかりです。「あくまで巡回である」との説明ならそれは説得力に欠けましょう。狩猟を趣味とする方々の捕殺志向の否定は準否定も含めてなかなか困難なのではないでしょうか。

また北海道では駆除でクマを捕殺した場合、熊の胆などの高級部位の私物化については本州各県と異なり有効活用が認められており薬事法や食品衛生法等に抵触しないかぎり換金も不問視力されています。もし白老町が特にそれを禁じる明文化したものがないのであれば「巡回」拡大でヒグマを捕殺した場合は、部位の処理や行方はいきおい推して知れるのではないでしょうか?
ちなみに
白老町鳥獣捕獲対策実施要綱及び白老町鳥獣被害対策実施隊設置要綱をざっと読んだ限りでは特に部位私物化への禁止規定はないようです。
あまつさえ今年度に作成された白老町鳥獣被害防止計画(※pdf)の最後部には明確に以下のことが記されています。

7.捕獲等をした対象鳥獣の処理に関する事項
処理施設での焼却及び埋等適正にする。
食用として使できるものは加工販売す。


クマ肉や熊掌(ユウショウ)については加工販売が是認されているようですが、熊の胆については食用を薬用と拡大解釈することもいきおいありえるのではないでしょうか?
もっとも高級部位たる熊の胆をみずみず焼却・埋設することは、いきおい考えにくいことではないでしょうか?

閑話休題

また畑の作物や生ごみが荒らされた形跡は無いとしながら、捜索まで行き着きそうな白老町生活環境課による「巡回」範囲の拡大はいきおい刺激による誘引をもたらし結果的に藪ヘビならぬ藪クマでの出没被害を人為的に引き起こしてしまう可能性は否定できません。
猟友会出動及び同会出動範囲の拡大はいきおい住民への精神不安を上述の観点に加え銃や罠等からの安全性の懸念といういわば二重の意味で惹起することもありえましょう。かりそめにも猟犬をも使用しているのであれば両方への懸念は敷衍されてきましょう。

出没対策は狩猟関係者を排除したうえで町職員及び警察による周辺地域に限定したパトロール強化と不要な精神不安をもたらさない適切な住民啓発を軸に、家庭菜園の堆肥及び生ゴミからの臭い拡散を封じることで十分でしょう。余計なことをすれば過ぎたるは及ばざるが如しで逆効果てきめんの懸念は否定できますまい。
出没地点に小学校の裏山などがあるのであればなおさら、猟友会による「巡回」及び同範囲の拡大は中止に踏み切らなければなりません。

まずは家庭菜園の堆肥の撤去を!(2)★追記あり
「対策会議」への素朴な疑問@白老町
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2016年09月24日

狩猟会社?(4)案の定・・・


狩猟会社?
の関連です。※同(2)同(3)については同様に欄内リンクにてお入りくださいませ。

報道によると今年から公共事業としてイノシシの捕獲・管理事業に乗り出す新潟県ではこれまでは農産物などに被害が出るまで捕獲できなかったが、今後は委託を受けた事業者が被害がなくてもあるいは被害の可能性のない場合も夜間の銃猟も含め計画的に捕獲できるようになるそうです。
これは新潟県に限らず2015年から国が導入し今年から始まる指定管理鳥獣捕獲等事業に基づくものでニホンジカとイノシシなどの指定管理鳥獣の捕獲・管理の主体となる国と各都道府県は一種の公共事業として、予算を請求して事業者に捕獲を委託できるものだそうです、
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イノシシ捕獲、県の公共事業に…被害前でも駆除
(略)
これまでは、趣味などの狩猟のほか、農作物などの被害に遭った人々らが市町村などから許可を得て行われる有害駆除でしか、鳥獣を捕獲できなかった。今後は指定された鳥獣について県が計画を立て、被害やその恐れがない場合も捕獲できる。夜間の銃猟も解禁される。
(略)
公共事業となることで狩猟者(ハンター)側の負担軽減が予想され、以前より計画的に鳥獣を駆除できるとの
期待もある。一方、捕獲目標を達成できなかった場合に委託金をどう支払うかなどが決まっていない。事業計画に盛り込まれたICT(情報通信技術)の活用についても効果を疑問視する声もある。
長岡技術科学大の山本麻希准教授(生態学)は「県の計画や事後評価がしっかりしていなければ予算の無駄になる。急務である人材育成の視点も踏まえ、捕獲事業の内容を精査する必要がある」と指摘している。

こちら2016年09月23日 17時36分 読売
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被害の実態や程度を生態を前提に当局が精査すべきであるからこそ今まで公的な規制があったのでしょう。安全対策の観点からも然りです。
しかるに被害やその恐れがない場合も捕獲できるというのはもはや予察駆除の範疇も越えています。捕獲の無政府状態に国や都道府県がお墨付きを与えたものといっても過言ではありません。またイノシシもまた自然のバランスのうえで生存していることを鑑みると役人当による小手先の対処としての無差別殺戮是認はとんでもないしっぺ返しが待ち受けているのではないでしょうか。
加えて目的獣以外の錯誤捕獲=同捕殺の可能性も際限なく増えてきましょう。

それから公共事業となることで狩猟者(ハンター)側の負担軽減は絵に描いた餅です。実際は公務性が強化されればされるほど安全面や駆除対象、文字通りの公務委託への姿勢や説明など責任は重大となりましょう。ただでさえレジャー猟への納税者たる世間からの白眼視もいっそう強まるのではないでしょうか。
加えて駆除部位の扱いもそうそう私物化や換金等もお目こぼしも適わぬことにもなりましょう。ジビエを扱う食品衛生法の適用程度も公共事業での獲得物に関しては強化こそすれ弱まることはありますまい。
狩猟関係団体等は見通しのない負担軽減の幻影を捨て去るべきです。

また捕獲目標を達成できなかった場合の委託金の問題もさることながらそれ以前の補助金についの公正さは具体事項も含めてはたしてガラス張りになっているのでしょうか?
むろん上記委託金を事由に乱獲による目標達成も大いに懸念されてきましょう。さらに言えば捕獲事業の内容を公正に精査することがはたして可能かどうかも疑わしいのではないでしょうか?

ともあれ、冒頭リンクの時系列ではこうなることは目に見えていたものと思われます。
今に、例えば趣味猟でも使用する私物たる猟犬購入や育成代金、合法ドッグマーカーの購入費や維持費等の類まで公共事業の名目で納税者が負担するという事態にもなりかねない行政のイロハを忘れたなりふりかまわぬ狩猟擁護が公益や公正・法の下の平等に適うかどうかは大いに疑問が生じるところです。

2016年09月23日

少年ピアニストの贈り物(3)

少年ピアニストの贈り物(2)からの続きです。

昨日は卓越した少年ピアニスト牛田智大(うしだともはる)氏の追っかけを自負する家族とともに山口県岩国市でのソロリサイタルに行ってきました。
曲目及びアンコール3曲のセットリストについては主催者の「山口県民文化ホールシンフォニア岩国」によるとが本日以降に同ホール公式HPに掲載されるそうなので、それを待って当欄でもリンクすることにしましょう。

※追記
本日、正式なセットリストを加筆表示されました。
こちら※プログラム御参照
アンコール曲目※画面下に当日配布したプログラム もその後、追加表示されています。
曲目及びアンコールについては当欄にても最後部に記録しておきましょう。
※追記以上

従前までの同公演情報は同公式HPより
ピックアップ
アフタヌーンコンサート
(※pdf)の画面中段を御参照くださいませ。

さて約1年ぶりの牛田氏ですが、高校2年生になり凛々しさもいっそう高まり清楚な少年でありながらも何か青年の風格のようなものまで感じましたね。そして、今までは多くのクラシックピアニスト同様にステージではほとんどトークはなかったのですが、今回は冒頭の客席への岩国の印象に関する語りかけ及び終演の挨拶などなかなか堂にいたものでした。
前者においては
去年の岩国公演(pdf)は世界的な指揮者が率いるロシアのオーケストラを帯同していることもありなかなか錦帯橋などを観光する余裕もなかったそうですが、今回は前日にタクシーで同観光地を訪れ不思議なエネルギーを感得してきたことなども言っていました。スピーチも堅苦しくなく自然な口調で「タクシーのおっちゃんに連れてってもらった・・」などと述べ、まどあどけなさが残る顔にしてスーツ姿の少年紳士然としたピアニストの口から俗語がいきなり出たからか、一瞬ながら微笑ましい意味で会場を沸かせていました。
私たちの座席からは躍動する指弾の動きこそは見えませんでしたが、ピアノを弾く右横顔と効果音を作り出す右足や膝が右斜めから見える通路のすぐ上の位置でした。

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posted by yutan at 00:00| 芸術等

2016年09月22日

まずは家庭菜園の堆肥の撤去を!(2)★追記あり

まずは家庭菜園の堆肥の撤去を!木古内(北海道渡島総合振興局)の関連です。

その後の報道によると新たな家庭菜園のクマ「被害」が発生しました。
18日午後4時ごろJR木古内駅から南西約1キロの住宅地の家庭菜園にてニンジン約30本が食い荒らされクマとみられる足跡があるの住民の女性(80)らが見つけ19日朝に木古内町役場に届け出たそうです。
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クマが家庭菜園荒らす ニンジンなど連日被害 北海道・木古内
(略)
9月に入って町内中心部の住宅地で、クマが食べたとみられる家庭菜園の被害は5件目となり、木古内署は警戒を呼び掛けている。
(略)

こちら09/20 07:00 北海道新聞
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家庭菜園の堆肥は撤去あるいは臭いの拡散の封印はされていたのでしょうか。
町当局におかれてはもし、お年寄り世帯などで撤去が困難な家庭であるならクマを誘引させないという公益の観点からも撤去作業等を無償で行うことはそう困難なことでもありますまい。これまでの出没も堆肥がもたらした可能性が強いのであればなおさらです。
前欄の引用記事でも専門家の方が山沿いへの電気柵設置に併せてコンポスト(家庭菜園堆肥)撤去を実質的に提唱されているものと思われます。

出没グマへの警戒の呼びかけはややもすると過剰反応で地域や訪問者にいたずらな恐怖心植え付けかねません。ゆえにそのような陥穽にならない注意した適切な形での警戒のうえで、家庭菜園の堆肥などでの人為誘引自体を中止する方向に向かわなければなりません。
誘引や刺激をしないことが何よりも先決であることを町当局や警察は心得るべきです。かりそめにも狩猟関係者を動員した囮の餌を使用した誘引罠等の架設や刺激行動に終始するであろう捜索をさせることのないことを住民への安全対策上も心得なければなりません。
木古内町当局及び警察の分別に期待したいところです。

★追記 2016/09/24
同日付の別紙報道によると逃げたクマや別クマを誘引・刺激しかねない行動が狩猟関係者えあによって行われていることがわかりました。
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北海道新幹線
クマか 食害5件 木古内駅2キロ圏内
(略)
駅の南西約500メートル付近の家庭菜園が被害に遭っており、町や同署は防災無線などで注意を呼び掛け、地元猟友会のハンターが出動して警戒している。

こちら毎日新聞2016年9月21日 08時00分(最終更新 9月21日 08時14分)
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人里に近ければ近いほどこのような行動は逆効果をもたらす危険性が強いことを行政当局は認識すべきです。その場合、重大な責任が役所に生じる事は言うまでもありますまい。

※2016年9月25日後記
猟友会による「巡回」拡大等に異議あり!白老町(北海道)
posted by yutan at 00:00| クマ誘引・刺激は逆効果

2016年09月21日

山菜採りの遭遇は自己責任!(8)春グマ猟口実はNG!

前欄に続き山菜採りによる遭遇事故関連です。

報道によると岩手県でも19日朝、久慈市山形町小国の山林で1人でキノコ採りをしていた同町内の会社員男性(42)が成獣と見られるクマ1頭と遭遇。ツメで前頭部を引っかかれたほか、右手首や背中を噛まれてケガをされる事故が発生したそうです。
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クマに襲われ男性けが(岩手県)
(略)
クマは、○○○さんを襲った後、逃げ去ったという。○○○さんは、自分の車を運転して帰宅し、現在、久慈市内の病院で治療を受けているが、命に別条は無いという。○○○さんは、自分の車を運転して帰宅し、現在、久慈市内の病院で治療を受けているが、命に別条は無いという。

こちら[ 9/19 19:18 テレビ岩手]※日テレニュースより
画像検索結果※同
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負傷された方の早期の完治を願うところです。

動画をもてもわかるよう現場はうっそうとした林間です。人間のほうがいわば侵入者であることは疑いの余地もありません。防備の有無については記事に言及はなく定かではありませんが、いずれにせよキノコや山菜の類は来るべ冬篭り(冬眠)をひかえたクマにとっても貴重な食糧源であることも忘れてはなりますまい。

それから岩手県は冬眠開けの付加価値の高い熊の胆願望に応えるべくと揶揄されても仕方のない猟期外春グマ猟(春季特別捕獲許可)を2014年度から行っていますが、来春も行う場合の理由としての事故件数に例えば上記のような人間側の自得に基づく事故は算入してはなりません。
無論ことは岩手県に限らずであることは言うまでもありません。

山では人間は侵入者(14)登山者と当局
春グマ猟復活凶行(4)岩手@穴猟維持?

2016年09月20日

山菜採りの遭遇は自己責任!(7)

山菜採り遭遇事故関連を続けます。

群馬県では山菜採り入山者による軽傷事故も発生したそうです。クマをよけての転落事故だったそうです。
報道によると15日午前7時ごろ、群馬県上野村楢原の矢弓(やきゅう)沢近くの山道で埼玉県本庄市の自営業男性(53)が山菜採りをしていたところ前方にツキノワグマとみられる子グマを発見しましたが、直後に親とみられるクマが飛びかかり男性は攻撃をかわしクマとともに20メートルほど転落したそうです。
軽傷とはいえ負傷者の早期の完治を願うところです。

クマに遭遇し転落、山菜採り男性軽傷 群馬
こちら※2016.9.16 07:01更新 産経

これもクマの活動時間帯でもある早朝での出来事です。このような時間帯になぜ入山するのでしょうか。またこの季節は来るべき冬篭り(冬眠)に備えてクマにとっても貴重な食糧源たる山菜は自然の中で生きてゆく必需であることを認識されていたのでしょうか。
また、記事には明確に単独入山とは記されていませんが、行間では単独と読める気がいたしておりますが、実際はどうだったのでしょうか?単独であるならば自得性はさらに敷衍されてきましょう。

加えて他県在住者とのことですが、現場が公有林、民有林のいずれかであれ地権者からの採取許可が出ていたのかどうかも気になるところです。
当局はよもや実質的なクマ捜索を許可するほど暗愚かつ主体性なき行政ではないと考えてあげたいところです。

※2016年9月21日後記(予定)
山菜採りの遭遇は自己責任!(8)春グマ猟口実はNG!

2016年09月19日

山菜採りの遭遇は自己責任!(6)

自己責任事故関連を続けます。

報道によると18日午前8時前、山形県最上町月楯にある熊ノ返山で、一人でのキノコ採りを終え、下山していた近くに住む会社員男性(63)が草むらから出てきた親子と見られる2頭のクマに遭遇し頭や顔、それに腕などをかまれ、ほお骨などを折る大ケガをし自力で歩いて下山し家族に連絡し山形市の病院に運ばれましたが幸い、命に別状はなかったそうです。
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キノコ採り男性 クマ“親子”に襲われる
(略)
最上町では、山の入り口にのぼりを設置するなどして、警察と共に付近の住民に注意を呼びかけている。

こちら※2016年9月18日 19:26 日テレNEWS24
画像検索結果※同

クマに襲われ男性が大けが
(略)
現場は、最上町月楯の住宅が点在する集落から2キロほど入った山の中で、警察はクマがまだ近くにいるおそれがあるとしてパトカーを出動させ、住民に注意を呼びかけています。

こちら※09/18 19:19 NHK山形放送局
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まずは負傷された方の一刻も早い完治を願うところです。
そのうえで奥山にクマが生息することは至極自然な現象です。しかも山篭り(冬眠)の時期を前にして、山菜はクマの貴重な食糧源です。親子グマならさらに必要としましょう。
またクマの活動時間帯といわれる早朝にしかも単独で入山されたことも残念であるとしか言いようがありません。
よもや当局は人間の側の責任を棚に上げてこの案件でもって狩猟関係者えあによる捜索は許可されないものと思ってあげたいところです。かりそめにもこの状況で実質上の捜索があるとするならば他人の不幸の機に乗じた筋違いな復讐猟との論難は避けられますまい。
山形県における駆除捕殺の際の熊の胆など高級部位を含めた処置のあり方を鑑みてもここではどうなのか気になるところです。※こちら

ともあれ当局や警察は適切な注意喚起及び山菜採り入山の自粛等にとどめておくべきです。それを越えたクマ捜索や誘引ことをしない冷静さや分別に期待したいところです。

山菜採りの遭遇は自己責任!(5)

※次欄も山菜採りによる遭遇事故関連を予定しています。

原因はゴルフ場開発@サル騒動

報道によると18日夕方、厚木市上荻野のゴルフ場で、コースを回っていた男女4人のうち、1人が林の方に落ちたボールを拾いに行ったところ、10匹ぐらいのサルの群れに遭遇しこのうち2匹に2人の男性が追いかけられた際に1人(45)がバンカーに足をとられ、左脚ふくらはぎの筋肉を断裂、全治1カ月の重傷を負ったといいます。
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ゴルフ場で男性らがサルの集団に襲われる 1人重傷 厚木市
(略)
サルに襲われた男性らは、「脚の筋肉断裂しちゃいました」、「すごい勢いで、ボスザルのようなのが、急に俺の方にこっちに来て。だけど速いんで、追いつかれちゃうんで、ここはもう腹くくって戦うしかないと思って」などと話した。
男性らによると、現場のゴルフ場では、これまでにもサルが目撃されていたが、襲われたのは初めてだという。

こちら※フジテレビ系(FNN) 最終更新:9月19日(月)0時50分
猿の集団に襲われた厚木市のゴルフ場の場所はどこ?原因も調査!
こちら※日々思うこと
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サルに直接咬まれたり引っかかれたされたのではありませんが。ともあれ負傷者の早期完治を願うところです。
そのうえで原因は10匹ほどいたということですから、やはりサルは家族を守ろうとしたといったところでしょうか。また遭遇後のあるべき対処としては興奮したサルをさらに刺激してしまう「戦う」という姿勢ではなく冷静な対処も求められましょう。リンクした後者サイト最後部にそのあたりのことも出ているので対サルにカ限らず参考になろうかと思います。

それから表題通りです。
開発で住処を翻弄されながらも現場のゴルフ場ではこれまでもサルの目撃こそあれ襲撃はなく言わば共存していたと思われます。言わばこのような怪我は出会い頭的な偶発事故と言えましょう。
分別ある神奈川県及び厚木市はたとえ今回の事案を事由とした駆除許可要請があったとしても許可すべきではありません。今回、怪我をされた関係者やゴルフ場側も事故を文字通り紳士的かつ冷静に受け止めていただければ復讐猟的な発想はなされないものと思ってあげたいところです。

※本日追記
日テレ報道で続報がでました。やはり当初、遭遇した10匹の中には子ザルもいたそうです。それから「戦う」と決意したという遭遇者の認識にも疑問を感じざるをえません。
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殺しに来る感じ…ゴルフ場でサル 恐怖語る
(略)
■気づいた時には2匹の大きなサルがカートを飛び越え、襲ってきたという。○○さんは、とっさに逃げた時に足をバンカーに取られ全治1か月のケガをした。

■その後、サルは約20メートル離れたところにいた△△さんの所へ。格闘技経験者の○○さんは、逃げずに戦うことを決意した。

こちら2016年9月19日 19:26
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動画を見る限り、そもそもサルの群れがいる限りは林のほうに落ちたボールをとりに行かなければ何事も起こらなかったのではないでしょうか?加えて、逃げた際にバンカーに足を取られた怪我をされた方がほどなくしてサルにとっては飛び交うボール同様に凶器であるバンカーレートを振り回して結局はサルは退散した趣意が報じられていますが、退散はたまさかの僥倖にすぎません。
テレビ局もこのような武勇談を放映することが、同種の遭遇事故の対応に悪影響を及ぼすことを考えるべきです。
概して自然を開発した施設で利便を得る人間や会社等はどこまでも自然に感謝してその恩恵を受けねばならないのではないでしょうか。たとえ何かハプニングが生じたときも自然に禅譲する姿勢こそ大切であり逆恨みめいた発想は到底万物の霊長を自負する人間側が持つべきものではありません。まして紳士のスポーツを自負するゴルフ利用者ではそのことは顕著となるのではないでしょうか。
posted by yutan at 18:06| 駆除問題(一般)