2019年11月22日

この期に及んで・・・フランス狩猟者協会

放犬規制は猟犬も対象に!(14)対岸の火事にあらず(※前欄)の関連です。

関連報道で知る限り、今回の妊婦への痛ましい事故をきっかけに、動物愛護団体を運営する女優からは即刻今シーズンにおける全ての狩猟許可を撤回する問題提起が当局に出されましたが、放犬猟犬の所為の可能性についてフランス狩猟協会はこの期に及んで何やらしらばっくれているようです。
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妊婦が犬に噛み殺される、死の直前夫に「怖い犬がいる…」と  

The Guardianによると、フランス狩猟協会は「その女性の死に猟犬が関与したことを示す証拠は何もない」と話している。

こちら2019/11/20 17:34WEB女性自身47(抜粋) ※ニコニコニュース
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以上、当欄にもカテゴリタイトルに即して白眼視とともに事案を記録しておきます。

2019年11月21日

放犬規制は猟犬も対象に!(14)対岸の火事にあらず

フランスで狩猟目的での猟犬の放犬がもたらしたと思われる人身死亡事故が発生したことを19日の捜査当局が明らかにしたそうです。検察官によると女性を襲った犬を特定するため、狩猟に参加していた複数の猟犬と女性の愛犬5匹を含む98匹の犬の検査が行われているとも報じられています。
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森を散歩中の妊婦、複数の犬にかまれて死亡 フランス

警察は、犬の襲撃による過失致死事件として捜査を開始した。
地元紙クーリエ・ピカール(Courrier Picard)によると、猟犬が参加していたのはシカ狩りだという。
 検察によると、女性は愛犬の散歩中にパートナーの男性に電話し、「威嚇してくる犬たち」がいると伝えていた。パートナーが、遺体の第一発見者だった。

こちら2019年11月20日10:50 国際ニュース:AFPBB News 抜粋
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亡くなられた女性の御冥福をお祈り申し上げます。

この状況で死亡した女性の愛犬5匹が襲った可能性は皆無でしょう。狩猟目的で森林に放犬された猟犬が威嚇し事に及んだことは間違いありますまい。そして狩猟者の猟欲都合で放された犬のせいではなく人災といえましょう。
この事案を対岸の火事としてとらえるべきではありません。日本国内でも放犬された猟犬による各種被害は報道されていないもの含め相当数あると思われることからも、少なくとも放犬への規制は必須事案ではないでしょうか。
それは猟犬が野生獣を人里に追いやることで人里出没を促進させている可能性からも実施されて然るべき規制事案でもありましょう。

放犬規制は猟犬も対象に!(13)

※2019年11月22日後記
この期に及んで・・・フランス狩猟者協会

2019年11月20日

麻酔銃使用@隣県との連絡体制も密に

「クマへの麻酔銃使用 県外頼みの実情」を打開せよ!(※前欄)の関連です。
上記に欄中リンクした
僅かであれ母グマが死なずに済んだ可能性は?湯沢町(新潟県)
の事案について補足します。

湯沢町役場 産業観光部環境農林課によると先月24日の夜、親子グマがJR上越線の列車と衝突し瀕死の状態で横たわっていたという母グマに麻酔を打つために同課が隣県の長野県から呼んだ業者が現地に到着したのは翌日になってからだといいます。
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※本日後記
より正確性を期すべく本日同課にそれぞれの時間を確認しました。
同課によると事故の掌握は23時頃。業者に連絡をとったのは翌午前1時か2時頃、業者から連絡があったのは同5時か6時頃。業者の現地到着は同11時頃で業者は長野県伊那地方から来られたそうです。
後記以上
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通常、このような事案での駆け付け依頼が行政あった場合は、業者はたとえ深夜であれすぐに現地に到着する行動を起こされるはずなのですが、同課によると連絡に気づかれたのは朝になってからだそうです。
同町同課は連絡しても反応がなかったのであれば、逆に長野県の10名からなりそのうちの7名が麻酔資格を持つというクマ対策委員会のメンバーに緊急依頼すべきでした。さしずめ湯沢町からだと北信担当の委員宅とは時間的にも急行できうる距離と思われます。

ちなみに同委員会を管轄する長野県庁鳥獣対策・ジビエ振興室によると、湯沢町での当日の麻酔業務に同委員のどなたかが出向かれたことはなかったそうです。
同県のクマ委員(身分は民間人扱い)が他県にてクマへの麻酔活動を行うことはそれに要する経費は要請した自治体負担とするのであれば要請自治体と同委員との民間契約として全く問題なく、新潟県庁環境企画課鳥獣保護係へは至近においてもそのことは周知していたといいます。
新潟県から湯沢町へにそのことははたして周知していたのでしょうか。同町が翌日の朝になるまで最初に依頼した業者以外の麻酔資格保持者に連絡されていなかったことを鑑みると周知の有無は推して知れますね。

ちなみに長野県庁によると鳥獣行政のみならず道路管理などすべての業務において官民や方面・地域を問わずいずれからでも深夜早朝など時間外の連絡があった場合、本庁等での時間外電話交換を担当する守衛部署から必要に応じて各主管課担当者の自宅に緊急連絡網は整備されているとお聴きしました。
湯沢町は最初の業者への連絡開通を朝まで待つのではなく、新潟県庁の守衛室を通して隣県のクマ対策委員に出動を要請すべきでした。
かりぞめにも「どうせ死ぬから麻酔業者の到着遅延は問題ない」という安易な発想はなかったものと察してあげたいところですが、今回の事案は湯沢町に限らず鳥獣への麻酔の扱いについては役所にありがちといわれる縦割りを排したうえで隣県等との連絡体制を密に行わなければならない具体事例となりえるのではないでしょうか。
posted by yutan at 00:00| クマとの共生

2019年11月19日

「クマへの麻酔銃使用 県外頼みの実情」を打開せよ!

案の定、胃の内容は「米糠まみれだった」@駆除グマ(※前欄)にて
「魚沼市等にて麻酔捕獲ができうるで十分な準備態勢ができていなかったことについては折に触れて欄を改めましょう。」
と記しました。

当該事案については既述部分を以下に再掲しましょう。
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いずれにせよ保健所などでの大型獣も視野に入れた麻酔の即時対応や人材育成が公益上からも要されることは言うまでもありません。参考まで前欄画面中段での関連する記事リンクを引用文を変えて再掲しておきましょう。
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クマへの麻酔銃使用 県外頼みの実情 自前の体制整備望む声も

山間地ではない市街地でのクマの捕獲では、猟銃に比べて麻酔銃は射程距離が短いものの、操作しやすいので仕留めやすいとされる。誤射なども起きにくく、安全性も高いという。
こちら2019/10/22 10:30新潟日報 (抜粋)
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僅かであれ母グマが死なずに済んだ可能性は?湯沢町(新潟県)より
再掲以上
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当欄にても 上述リンクの新潟日報記事(2019/10/22付)より以下に一部引用しておきます。
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県環境企画課も「県内で麻酔銃によるクマの捕獲に対応できる団体の情報がない」とし、緊急時には、実績のある長野、群馬、富山、山形の計6団体を紹介することで対応している。今回の魚沼市や5月の上越市の場合も、市の要請に基づき長野県の専門家が駆け付けた。
箕口教授は、本県でも自前の体制を整備する必要性があるとする。「複数地域で連携できる仕組みづくりが必要だろう。野生動物に特化した専門人材を県が雇用するのも手だ」という。
一方、麻酔銃の扱いでは、県警に専用銃の所持の許可を得た上で、麻薬研究者として県から許可を得る必要もあり、すぐには人材を増やせないのが実情だ。
(引用以上)
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確かに別の大学の准教授の方が記事上で指摘されているように「クマを見て瞬時に薬量の調整を判断しないといけないし、麻酔が切れてクマが襲ってくるかもしれない。命がけの仕事であり、人材育成は簡単な話ではない」事案なのでありましょう。
ただし今回の魚沼市の事例で見られるよう他県遠隔地から麻酔の専門家を呼ぶとなると到着までにタイムラグが生じて事が円滑にいかない可能性も拭えません。
動物の麻酔捕獲は別にクマだけが対象獣ではありません。シカやイノシシなど他の獣にも適用できるはずです。サルなどの小型獣は言うまでもなく飼育許可を得た危険動物が逃げ出す可能性もなきにしもあらずでこうした人材育成は公益にもかない決して税金の無駄遣いにはなりません。
また人材を育成していない自治体がより近隣にあった場合、出動も見込めます。
それらの意味でも、魚沼町や新潟県に限らず、現行の「クマへの麻酔銃使用 県外頼みの実情」は各当局としては一連の困難性を排して打開していかなければなりません。

※2019年11月20日後記
麻酔銃使用@隣県との連絡体制も密に
posted by yutan at 00:00| クマとの共生

2019年11月18日

案の定、胃の内容は「米糠まみれだった」@駆除グマ

台所への侵入事案から@魚沼市(新潟県)の続報です。

魚沼市(新潟県)で先月18日から9日にかけて2日連続で市街地にクマが出没し人身被害が発生し、最後には猟友会員に実弾で仕留められました事案について、胃の内容物の検証が行われ表題に記したことが分かったようです。
まず事の経緯は以下を御参照
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クマへの麻酔銃使用 県外頼みの実情

捕獲の際には麻酔弾が撃たれたが、それでも向かってきたために猟友会員が実弾で仕留めた。
5月には上越市高田地区の中心部にクマが出没したほか、20日も糸魚川市や阿賀野市などの住宅地でクマが目撃されている。

こちら2019/10/22 10:30新潟日報(抜粋)
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※魚沼市等にて麻酔捕獲ができうるで十分な準備態勢ができていなかったことについては折に触れて欄を改めましょう。※文末リンク「2019年11月19日後記」御参照

捕殺されたクマの胃の内容物の調査からどうやら好物で嗅覚誘引され出没した個体であったことは間違いないようです。
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新潟県魚沼市で6人もの人身事故を起こして射殺されたオスグマの体は、米糠まみれだった
こちら2019-11-10 (日)くまもりNEWS
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率直に言って「案の定」といった所感です。
別地域への出没事案についても米糠に限らず人間の側による嗅覚誘引の所産である可能性はかなりの蓋然性でありえるのではないでしょうか。
また、たとえ臭いを封印していたとしても、戸締りの忘れや脆弱な戸の素材・構造が封印行為を相殺して事故に直結してしまうケースも大いに考えられましょう。
魚沼市や新潟県に限らず、こうしたいわば人災誘引防止に向けての強い相互啓発は官民問わず要されてきましょう。そして自己責任を基軸とした呼びかけこそが一番効果が期待できるものと思われます。
むろん、故意でなくてもクマを呼び込む物質の散漫管理や戸締り弛緩等による被害事案発生の場合は自業自得のみならず、地域への迷惑行為として扱わられるべきでありそれなりの責任を取ってもらうべきでしょう。
官(役所)に啓発不作為がある場合は自他ともに猛省すべき行政責任として厳しくとらえるべきことをも論を待ちますまい。

※2019年11月19日後記
「クマへの麻酔銃使用 県外頼みの実情」を打開せよ!

2019年11月17日

逃げグマ追いや無差別誘引は逆効果になる可能性

報道によると15日午前6時半ごろ、富山市南部の山あいに近い上滝の住宅街で、いずれも地域の公民館でのラジオ体操を終えて家に帰る途中だったという70代の男性3人が次々にクマに襲われ重軽傷を負われる事案が発生しました。
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ラジオ体操帰りの男性3人 クマに襲われ重軽傷 富山
(略)
3人は、頭を爪でひっかかれたり足をかまれたりして病院で手当てを受けていますが、富山県などによりますと、1人は大けが、2人は軽いけがだということです。
現場は山あいに近い住宅街で、富山市や地元の猟友会が周辺をパトロールして注意を呼びかけています。
富山県内では、14日も南砺市で農作業をしていた70代の男性がクマに襲われてけがをしていて、ことし被害に遭った人は、15日朝の3人を含めて17人と、過去10年で最も多くなっています。

こちら2019年11月15日 13時31分 NHK
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重軽傷のお三方の早期完治を願うところです。

ますなぜ今回の遭遇事案を含め富山県内にて一連の人身事故が発生したのか同県庁や富山市は同様の事故を防止するためにも綿密な検証が要されます。
早朝のラジオ体操の音声がクマを刺激し出没を促進した可能性、あるいは円滑な帰山を阻害した可能性はなかったでしょうか。
また米糠や柿の実などが嗅覚誘引の可能性はなかっか。飼い犬が刺激した可能性は?
いずれにせよ再発防止のためには人為的な誘引の確証がたとえ取れなくても官民ともどもによる相互啓発の強化するに越したことはありません。

それから猟友会の周辺パトロールですが、捕殺志向をからめた「巡回」であれば、パトロールがパトロールでなくなりいったんは山に逃げたとも思われるクマを含め不要に生息個体を無差別に刺激・誘引してしまうことも懸念されるのではないでしょうか。
かりそめにもそうなれば藪クマ現象ともなり、精神被害も含め住民の安全な生活環境にも阻害する逆効果の現象が起きないともいえません。
捕獲檻を設置する場合も囮の餌や撒き餌さがやはりクマを無差別に誘引しないとも限りません。
現場周辺は山あいに近いとはいえ住宅街です。くれぐれも猟欲を土台とした逸脱したパトロールにならないよう富山市当局による適正な監督が肝要となりましょう。

逃げグマを追うな@早朝の散歩犬に起因した出会いがしら転倒事故
posted by yutan at 00:00| クマ、安易な駆除・捜索等

2019年11月16日

また銃弾の違法遺棄発覚(3)銃器所持団体は捜査に全面協力を!

また銃弾の違法遺棄発覚(2)構造的悪弊は?の関連です。

今度は福岡県で同様の犯罪が発覚したようです。
報道によると福岡県飯塚市入水のリサイクルセンターで、ゴミ袋の中から散弾銃の実包とみられるものが計15個見つかり飯塚署は火薬類取締法違反の疑いで捜査しているそうです。
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ゴミ処理場から散弾銃実包か 15個、福岡県警が捜査
(略)
 飯塚署は実包かどうかの鑑定をする方針。組合の担当者は「あってはならないこと」と話している。

こちら 2019年11月15日18時32分 朝日新聞
ゴミ袋から見つかった散弾銃の実包とみられるもの(ふくおか県央環境広域施設組合提供)
画像検索結果
※同検索結果はこの事案に限らずですが、本記事画面がリンク切れした後も画像だけは閲覧可能な場合もあることからリンクしております。
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画像からして実包に決まっているでしょうに。
捜査当局は猟銃所持者一人一人入念に調べたうえ猟銃を用いる団体等にも会員に通報を促進するよう強く要請しなければなりません。
各人が捜査の対象とされることは、猟銃の危険性を鑑みた公益上からも、銃器所持者や関連団体は甘んじて受け止めなければならないものと考えます。
posted by yutan at 00:00| 暴発等々その他の猟銃不祥事

2019年11月15日

南越前町(山中放獣)と廿日市市(推定捕殺)との落差

廿日市市(広島県)は今回は最初からクマ専用檻(2019年09月01日付)の関連です。

その後、廿日市市へは10月14日に再質問を送付させていただき、同月28日に御回答をいただいております。
同市担当課にはこの場にてお礼を申し上げます。
問い合わせへの御回答は絶好の広報機会のはずですが・・未回答行政当局

以下は当該質疑です。
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廿日市市御中
(略)
続きを読む
posted by yutan at 00:00| クマ、安易な駆除・捜索等

2019年11月14日

様々な観点からの卓見あり!

渓流魚減少への警告から(※前々欄)の関連です。

西中国山地のクマの生態などを調査・研究されている広島フィールドミュージアム代表の金井塚務氏による様々な観点からの卓見をリンク紹介しておきましょう。
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クマにあったらどうする?マニュアルを信用するな!
こちら2019-11-12「 生きもの千夜一話」より
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クマと遭遇した時の対応策の言わば陥穽については目から鱗の思いです。然るべき対応は単に知識として持つのみならずそれらを深化して即応できるよう生半可な気持ちではなく平素からの覚悟のようなものが要されるてくるといったところでしょうか。

またクマとの出会いでいえばの金井塚氏のような研究目的入山とハンターによる実質上の捕殺目的のそれとではクマの対応もずいぶん違ったものになるということも現場をよく知る方の卓見と言えましょう。

冒頭リンクで紹介した様々な現象から垣間見れる自然からの警告もより明瞭におさらいできるのではないでしょうか。
最後部でおっしゃる当局の予算措置の必要性も、後世に今以上の生態系攪乱を置き土産にしないためにも重要な課題となってきましょう。

自然の宝庫ともいえる細見谷渓流山間区域の大規模破壊をいったんは食い止めることに大きく寄与した広島フィールドミュージアムの功績は大です。ただし破壊の策謀は利権の暗躍とともに忘れたころにまたやってくるかもしれませんし、水面下でそれが進行中ではないとは決して言いきれるものでもありますまい。

細見谷の教訓をよく知る同ミュージアムの研究や問いかけへは今後とも大いに賛同したうえで、彼等の生態系保全に向けた行動力や、理論、業績には足元にも及ばない微々力ながらも、このブログが地域、時系列にかかわりなく同保全に向けて彼らの卓見を読者の方々に伝える一助になれば幸いです。
posted by yutan at 00:00| 細見谷問題@緑資源機構

2019年11月13日

調査委託業者からの「推定生息数の激増」@京都府

趣味クマ猟解禁の為にする集計か@京都府 の関連です。

この件についての日本熊森協会の見解が出ています。
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そもそも「階層ベイズモデル」でクマの生息数の推定などできないと統計学の専門家が指摘
こちら2019-11-10 (日)くまもりNEWS

兵庫県に同調か 京都府行政が無害グマを大量殺処分 9月末クマ捕殺数過去最多110頭
こちら2019-11-08 (金)_クマ保全 | くまもりNEWS
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京都府庁および兵庫県庁はこれらの指摘に対して実質的にまともな回答や見解は、はたして出せるのでしょうか。出せないからうやむやにして言わばドヤ顔にて不条理な政策を実行し続けるのでしょうか。
posted by yutan at 00:00| 行政との癒着疑惑