2017年01月20日

猟犬捜索記事に思う

報道によると18日、熊本県玉名市岱明町開田地区で、地元のハンターが連れていった猟犬2匹が行方不明になり熊本県警玉名署は捜索を行いました。
------------------------------------
猟犬2匹が一時不明、その後発見し手配解除 熊本県玉名市
(略)
同署では「逃走した猟犬が、人などにかみつく恐れがある」として捜索し、周囲に注意を呼びかけていたが、19日午前9時25分までに2匹とも発見され、
捜索手配を解除した。

こちら2017年01月19日 09時44分 西日本新聞
------------------------------------
これもまた人騒がせな猟犬騒動と言えましょう。また犬を猟に使役する以上は全責任は飼い主ハンターにあることは言うまでもありません。
玉名市役所によると警察主導の捜索ながら同市職員なども捜索には参加されたそうです。
飼い主たるハンターにおかれては公務員等の人件費を含め捜索にかかる経費のことも意識してもらいたいものです。この事案がなければ当然ながら警察官や市職員は本来すべき業務に時間を使うことができたのです。

さて、猟犬の放犬は人や他者のペット等への噛み付き事故のみならず、はぐれ猟犬がイノシシなどを刺激した結果の人里出没が事故や被害をもたらすことを忘れてはなりません。
------------------------------------
タヌキにシカ、イノシシ...。獣道のありかを示す警戒標識は、中国山地で既におなじみであろう。▲先月には狩猟が解禁された。山を追われ、慌てて里に逃げ込むものもいるだろう。
こちら2016/12/03中国新聞コラム天風録「地球サファリ」抜粋引用
------------------------------------
獣を人里に追う担い手が銃弾と猟犬であることは論を待ちますまい。
案の定、猟犬がイノシシを刺激(2)

閑話休題

今回の熊本県玉名市での猟犬2頭はどのようにして発見に至ったのでしょうか?同種の出来事の再発を防ぐためにも捜索にかかわった関係機関等は行方不明になった原因を含め全容の掌握が望まれてきましょう。

猟犬(罠)発信機の違法使用横行等(アーカイブ)

2017年01月19日

環境省の言い訳@象牙輸入大国(日本)

何をもたもたしているか!象牙輸入大国(日本)の続報です。

環境省の言い訳内容が報じられています。
--------------------------------------
象牙取引(下):見えないネット取引実態、日米ヤフーに温度差
(略)
 <アフリカゾウ保全成功で逆に獣害も>
環境省の担当者は「保全に成功した国は少数なので国際社会には届きにくいが、彼らの声をしっかり受け止めないと、保全しても生活が脅かされて密猟時代の方が良かったということなりかねない。保全が地域住民にもメリットになる制度設計が必要だ」と話す。
  <「日本は閉鎖すべき市場ではない」>
 (略)
先の環境省の担当者は「まっとうな商売している人や、普通に出品している人がいわれなき批判を受けて、その市場を閉じることには反対だ」と語る。

こちら2017年1月17日23時53分 朝日新聞
--------------------------------------
環境庁の言い分が報道どおりとすれば典型的な問題のすり替えです。自ら摘発した密猟象牙を焼却処分するアフリカ諸国を始め世界的潮流であるゾウの保全運動は同省が言うところの人間生活への脅威を止揚したところにその位置づけがあることを知りながらかかる弁明を行うおそらくは政治家を含めた利権者集団らとの癒着かもしれない構造が気になります。
絶滅危急種であれ何であれ生息すれば不可抗力としての人間の生活との何らかの軋轢は発生します。例えば数年前、テレビのバラエティ番組で日本の若手男性タレントがアフリカのゾウ生息地を訪れ、現地の数少ない水汲み場にゾウが糞をするおかげで、学齢期の少女たちが学校に行くことを犠牲にしてけっこうな距離のある汲み上げ地点に行ったにもかかわえあず汚水を汲み上げて遠路を戻り生活用水にせざるをえない人々もいるとゾウを害獣視している場面を見たことがあります。しかしながら事の本質は短絡的な「ゾウ悪し!」ではなく、なぜ少女たちが学校ではなく水汲み場に行かなければならないかということに尽きましょう。

むろん上記は一例ですが、そもそもゾウが生息していた領域や付近に人が住み着く場合を鑑みれば環境省が言う「ゾウの脅威」は畢竟、人間の側がその原因を作り出し、人間の側でゾウを殺すことなく解決でき解決しなければならない問題なのではないでしょうか。ゾウ保全運動は教育や文化など人間を対象とした民生政策とも表裏をなすことを忘れてはなりません。それを鑑みれば環境省が刷り込んだとされるゾウ保全の負の部分の強調は自らの不作為を糊塗するためのデマゴロギーと論難されても仕方ありますまい。

それから、ゾウ保全運動が生息国を含めた世界的潮流にもかかわらず、環境省はハンターに殺されたゾウの高級部位でのビジネスに「まっとうな商売している人」「普通に出品している人」と「まっとうに商売していない人」「普通に出品している人」と不可解な区分をしているようです。
確かに国内法のみを意図的に前提とすれば世間(世界)知らずの区分は可能ですが、絶滅貴種等の生態に関わる問題はよもや井の中の蛙で収まって通用する事案でもありません。それを考えればなぜそのような見え透いた区分をするのか理解に苦しみます。
もしかしたら同省に政治家等を通して陳情する人々が前者「まっとう」であるとの意味でしょうか?

いずれにせよこの問題では冒頭リンク何をもたもたしているか!象牙輸入大国(日本)
でも明らかなように最大の象牙消費国といわれた中国にすらも遅れを取ってしまった現在、日本が世界からつまはじきにされるのは目に見えているとも言えましょう。にもかかわらず環境省官僚が現行に執着したうえで同省のお墨付きを得た「良い象牙売り」のビジネスを是認し続けるのであれば、同省に限らずどの分野でも指摘が著しい政治家等を含めた癒着の構造のことを象牙ビジネス認可の世界でも幅を利かせているのではないかと疑わざるをえないところです。
posted by yutan at 00:00| 生態系への損傷等

2017年01月18日

公務員が特定宗教法人の縁起とお札を宣揚?(2)長野県

前欄続きです。

長野県林務部鳥獣対策・ジビエ振興室が展開する「ハンター養成学校」での県職員による表題のありがたい講義はどうやら同振興室が作成したHP画面「信州ジビエの魅力 信州ジビエ」における「鹿食免」への言及啓発であったと思われます。
以下は画面下段に掲載されている当該部分です。
-------------------------------------------
信州ジビエの魅力 | 信州ジビエ
(略)
鹿食免(かじきめん)〜鹿肉は諏訪地方の伝統食〜

全国に分布する諏訪神社の総本社である諏訪大社には、狩りをするものは猟師や武士、時代の将軍までが唱えた「諏訪の勘文」というものがあります。それは「慈悲と殺生は両立する」というお諏訪さまの説であり、この説を狩猟の免罪符「鹿食免(かじきめん)」として発行してきました。

日本に仏教が伝来し、殺生は罪悪として狩猟を忌み嫌う時代にも、この神符「鹿食免」を諏訪大社から授かったものは生きるために狩猟をし、「鹿食箸」を使って鹿肉を食べることが許されました。そのため諏訪地域の人々は自然からの恵みを授かり、長い冬を乗り越えてきました。
(略)
こちら※長野県林務部鳥獣対策・ジビエ振興室
鹿食免と鹿食箸
画像検索結果※同
-------------------------------------------
画像の鹿食免と鹿食箸はよもや無料配布ではなく有料配布と思われますが、値段の有無にかかわらず現在の宗教商品たるお札等を県がHPにて宣揚しているものと見なさざるをえません。
また引用縁起とて学術的な裏づけを得た上での掲載なのでしょうか?肉食が徹底して忌避されていた時代、そういう免罪が諏訪地域では宗派を超えてあまねく行き渡っていたかどうかについて疑わしい部分ははたしてないのでしょうか。かりそめにも時系列にかかわらず俗説や特定寺社や同関係者による発信だった場合、後世における公的機関によるよく検証されていない情報発信の場合は悪意の有無は別として結果的に歴史の改ざんに公が関与したということになるのではないでしょうか。
もとよりそれがたとえ客観的検証済みの史実であったにせよ、特定宗教法人のいわば売り物的存在や形而上学的事項を県が不特定に敷衍することへは違和感を禁じ得ないところです。
posted by yutan at 03:05| 行政との癒着疑惑

公務員が特定宗教法人の縁起とお札を宣揚?長野県

県庁とメディア記者の暴走@長野の続報です。

長野県林務部森林づくり推進課鳥獣対策・ジビエ振興室は殺生趣味へのメディアを道連れにした異様ともいえる公的肩入れを展開していますが、その中ではとんだ勇み足も飛び出すものです。
公務員が県の主催行事の中で特定宗教法人神社本庁別表神社たる諏訪大社の特殊な教えやお札を参加者に開陳・宣揚するのはいかがなものでしょうか。
以下、肯定報道からの引用抜粋です。
---------------------------------------------
【ハンター養成学校入校ルポ】最終講座は「鹿食免」 慈悲と殺生…狩猟の心得を習得 いよいよ2月に狩猟免許試験

慈悲と殺生は両立

「業尽有情(ごうじんのうじょう)雖放不生(はなつといえどもいきず)故宿人身(ゆえにじんしんにやどりて)同証佛果(おなじくぶつかをしようせよ)」
昨年12月に塩尻市内で開かれた最終講座で、県の担当者が諏訪大社に伝わる狩猟の免罪符「鹿食免(かじきめん)」に書かれた難しい文言を紹介した。
鹿は人間の身に入って死に、人間と同化して成仏できる−。「慈悲と殺生は両立する」という教えだ。

こちら2017.1.15 15:00更新 産経新聞
---------------------------------------------
そもそも鹿食免は肉食が禁忌されていた江戸時代に諏訪大社が同食の免罪符として発行していたもので現代版は、信濃毎日新聞によると「鹿食免」の文字を記し、同大社の焼き印が押されているもので神職からは、鹿食免の札などを収めた「神棚」を調理場に祭ってほしいとの提案もあったともいいます。

諏訪大社の鹿食免(かじきめん)
こちら「記紀の数字が語る古代史」より

事実なら宗教商品たる「お札」の様相も呈してきましょう。
加えて諏訪大社は神社本庁の別表神社にして、お札の売り上げなど宗教的事由で得た所得については税が免除されている宗教法人の一つであると思われます。
これらのことを鑑みても公務員が公的な主催イベントの中で講義し宣伝する対象でもありますまい。
どうしても宗教的裏づけで殺生を鼓舞したいのであればあくまで猟友会主催行事の中で同会関係者が述べるべきではなかったでしょうか。

長野県総務部人事課コンプライアンス推進室へは産経新聞記事と併せた情報提供をさせていただきました。同室は主管課(鳥獣対策・ジビエ振興室)に何らかの形で事情聴取をされる模様のようです。
こと憲法に関わる上記のような事項は単純に多数決で判断されるべき事案でないことを同コンプライアンス推進室が弁えていらっしゃることへは今後の是正に向けて期待はできるものと思われます。むろん憲法のみならず各種法令や規律あるいは公務員としての一般的分別にかかわる事項として真摯に受け止め、安易な俗論による決定の余地はないことを事情聴取する側もされる側も先進教育県たる長野県の矜持として意識されたしです。

なお、公務員による「鹿食免」宣揚を不問視する前提を反実仮想して考えても、「食べるから許される殺生」については狩猟の実態である半矢(手負い)の多さを鑑みても諏訪大社の神々の利用は欺瞞中の欺瞞であることは明白でありましょう。
半矢(手負い)1
狩猟からは不可避の無益な殺生まで諏訪大社の神々がお墨付きを決して与えることは決してありますまい。

「個体数調整」のまやかし

※本日後記
公務員が特定宗教法人の縁起とお札を宣揚?(2)長野県

posted by yutan at 00:00| 行政との癒着疑惑

2017年01月17日

クマ生息数推定の陥穽@オスの“子殺し”生態から

推定頭数調査の目的は?(3)情報の全面公開は必須から続きます。

表題にて端的に記しましたが、ツキノワグマの生態で新たな事実が判明したようです。15日に放映されたNHKスペシャルにて同局が言うところの「オスの“子殺し”という研究者さえ見ていなかった驚きの生態」まで記録されています。
-----------------------------------------------
NHKスペシャル 森の王者 ツキノワグマ 〜母と子の知られざる物語〜
2017年1月15日(日) 午後9時00分から9時49分
(略)
地元、日光市の動物カメラマン横田博さんは、28年に渡りこの地でクマの撮影を行ってきた。1000時間を超す映像には、春、冬眠の巣穴から、生まれてしばらくの子グマをつれて出てくる母グマの姿や、座り込んで二頭の子グマに同時に授乳する微笑ましい姿など、これまで撮影されたことがない子育ての一部始終がとらえられている。また落石に巻き込まれて崖を転げ落ちた子グマが九死に一生を得るたくましさを見せる瞬間やオスの“子殺し”という研究者さえ見ていなかった驚きの生態まで記録されている。
谷が深く対岸の山の様子が手に取るよう観察できる足尾。横田さんが12年前に「次郎」と名付けて長く追い続けるクマを中心に、今、明らかになりつつあるツキノワグマの素顔を描く。

※脚線引きは引用者です。
こちらNHKオンライン(予告画面)
動画(dailymotion)
動画(youtube)
※両動画の内容は同じですが、将来のリンク切れ等を見越して両サイトへリンクしました。
-----------------------------------------------
子グマのうち成グマになるまでの途上で死んでしまう例が多いと思われることは落石や崖落ち等もさることながら、とりわけ特筆すべきは「オスの“子殺し」生態です。これは子連れのメス熊は発情しないからオス熊は子グマ(通常は複数頭)を故意に殺すことでメス熊を引き寄せようとす求愛行動の一つです。

横田カメラマンが長い月日をかけ観察されていた「ジロー」(メス)も、異なる時系列にて二回ににわたりオス熊に複数の子グマを殺されています。無論これらは山中で「ジロー」を何とか特定し撮影可能な範疇の出来事に過ぎず、特定できなかった別の時系列では同様に連れる子グマを別のオス熊に殺されたり今後も殺される蓋然性はかなりの確率でありえることではないでしょうか。
これは特定のツキノワグマにたまさか限定された事案ではなく、北海道のヒグマを含めたクマ一般の野生生態に共通することであるとみても差し支えありますまい。

この生態のことを抜きにしての各当局が行う生息数推計ははなはだ不整合なものとなりましょう。
クマ穴での冬篭りの期間を除けば子グマは常時、オス熊に狙われていることを鑑みれば、いずれの手法であれ表面的に数えられらた推計数字だけでは割り切れないものがあることを捨象してはなりません。認識された個体数と生き延びる個体数のギャップが考慮されていない推計数など数字の児戯にすぎません。クマ生息数推定の陥穽は北海道のヒグマについても同じ事が言えましょう。
いわんや最初から「クマは増えている」の意図を持った推計姿勢であるなら、基本的な生態の捨象を前提とするという陥穽に落ちいってしまうことはさもありなんです。
環境省をはじめクマ生息各都道府県はクマ推計の発想と手法については抜本的に考えを改めなければなりません。

春グマ猟全面解禁への布石か@北海道
posted by yutan at 00:00| クマとの共生

2017年01月16日

危急種狩猟疑惑@サッカー界レジェンド

報道によるとサッカー界の世界的なレジエンドであるディエゴ・アルマンド・マラドーナ氏が、絶滅に瀕しているアラビアオリックス種の野生動物を狩った後、銃や獲物とともに笑いながら写る自身の写真を投稿し物議を醸しているそうです。

マラドーナ 狩猟自慢で炎上
こちら※SPORT.es/スポルト2016年12月21日 21時50分(日本語)

SNS上に物議を醸す投稿をしたマラドーナ
画像検索結果※同

海外英字サイトにはより具体的な画像がありました。
※youtube

「アラビアオリックス」と見られる写真に写された動物については「国際自然保護連合(IUCN)によるレッドリストでは「絶滅危惧種」の一段階手前の「危急種」に位置づけられている。」とも以下にて報じられています。

マラドーナ氏が絶滅危機の動物を狩猟? 動物愛好家から批判集まる
こちら|※フットボールチャンネル 2016年12月22日(Thu)15時01分配信(日本語)

(この報道の時点で)「マラドーナ氏の側からはコメントは発せられておらず、写真が加工されたものや別人のものである可能性も含めて真偽は確定していない」そうです。
ただし今、検索した限りでも同氏からのコメントは見当たりません。氏はまだ事実関係を明らかにしていないのであれば、事の重大性を認識されたうえ早急な説明責任が望まれてきましょう。

2017年01月15日

捕殺への後付理由(歯、爪の損傷)の欺瞞など@石川県

石川県では行政が主導して捕獲後の放獣を阻止し殺処分に踏み切る例も報じられたこともあります。
後にドキュメンタリー大賞も受賞した石川テレビ(フジテレビ系列)制作の報道番組は2004年秋、石川県内では、クマを保護するための年間の捕獲上限は70頭と決められているにも関わらず、駆除という名目で年末までに160頭を越えるクマが殺された背景などを猟友会関係者などへの取材を基に展開されています。
以下引用抜粋です。
------------------------------
ドキュメンタリー大賞 第14回

おりにかかったクマは、歯や爪を痛めていることが多い。放しても生きていけないというのが、駆除の表向きの理由だった。だが、クマのことを一番良く知る猟友会は異論を唱えた。手負いでもクマは、生き延びていけるという。けが人が出る中、住民の不安を解消するためとはいえ、行政側からの依頼によって銃を向ける猟友会のハンターたちは、複雑な思いだった。

こちら2005年7月7日発行「パブペパNo.05-202」 フジテレビ広報部
------------------------------
「放しても生きていけない」はまさに後付けでの捕殺理由と言えましょう。表向きの事由の時点で行政の欺瞞といっても差し支えありますまい。
ここで取り上げられている総論的なクマ捕獲事案は、イノシシなど他獣捕獲目的檻で錯誤捕獲した個体と、人里出没を事由としたクマを対処とした誘引捕獲の両方だと思われますが、蓋然性の観点からはほとんどは前者(錯誤捕獲)に対するものと考えるのが自然でありましょう。※後者については欄末にて言及します。

また、他獣捕獲目的檻の天井部に国が要請するクマ脱出穴の取り付けを檻を所有する県内自治体や個々の狩猟者に積極的に啓発していなかったことは明白と言えましょう。
加えて、クマ脱出穴の取り付けは狩猟団体内部でもそんなに啓発あるいは実行されていなかったこともうかがい知れます。同穴の取り付けを怠っていたと思われる多くのハンターをはじめ狩猟団体も行政同様に論難されて然るべきでありましょう。むろん、記事を通し同団体関係者が行政の恣意や瑕疵を世間に告発したという点は有意義であるとは考えています。
続きを読む
posted by yutan at 00:00| 錯誤捕獲を防止せよ!

2017年01月14日

駆除で猟犬は使うな!チワワ惨殺(2)

駆除で猟犬は使うな!チワワ惨殺の最後部からの続報です。

その後、市原市(千葉県)と猟友会はチワワの飼い主の住宅に謝罪に訪れたそうです。

チワワが襲われ死亡…意外と起きている「猟犬」の事故
こちらNAVER まとめ※次ページあり
更新日: 2016年06月28日

駆除の「周知」不徹底は言い訳にすぎません。
上記リンク画面次頁にある猟犬による事故例示はまったく氷山の一角です。報道されないものも含めたら全国にてはおびただしい数に及びましょう。
たとえ駆除を主催する自治体が「周知」を徹底したとしても一般犬では禁じられている犬の放犬そのものが改められない限りはこのような事故は今後も陸続の様相となるのは明白ではないでしょうか。

それにしてもチワワを家族同様に大切に扱われていた被害者への補償の話ははたして出たのでしょうか?市原市がはなからその意思がないのであれば生命の尊厳や飼い犬への考え方は狩猟者と同程度の御都合主義しか持ち得ない官庁民度のきわめて低い自治体との論難は避けられますまい。

それから狩猟者の散漫でチワワを襲ったこの二頭の猟犬の運命がどうなったのかも気になります。まさか人間の側の責任を棚上げした殺処分が行われたのでしょうか?かりそめにもそうであるなら、動物虐待や欺瞞は多重の相を呈してくるのではないでしょうか?むろん私の杞憂であることを望むところです。

2017年01月13日

北海道パブコメ@本日締め切り

道民であるなしにかかわらず北海道のヒグマ管理計画(素案)へのパブリックコメントの参加は可能です。
電子メール提出の場合は本日23時59分59秒まで可能です。
詳細は北海道庁HPより
北海道ヒグマ管理計画(素案)に対する道民意見の募集について(※pdf)御参照

北海道に限らずパブコメは行政にとっての「一応は広範から意見は聞いた」の証拠作りの論難は以前からありますが、それでも送付しないよりは意義があるものと前向きに考えています。まさに「ローマは一日にしてならず」と言えましょう。

私の場合は上記道庁URLから入れる北海道ヒグマ管理計画(素案)の各項目を基にパブコメとして本日午前2時30分頃、電子メールにて意見させていただきました。
※「素案」ではなく同管理計画(概要)(※同)を基にパブコメに参加することも可能です。

以下は今年度の北海道庁へのパブコメ本文です。
拙意への同意の如何を問わず、これから電子メール等にて本日の締め切り時間までパブコメに参加される閲覧者の方々におかれましては、以下の文言等はどうぞご自由にお使いくださいませ。
----------------------------------------
北海道環境生活部環境局生物多様性保全課(動物管理グループ)御中

氏名   ※明記
〒    ※同
住所   ※同

電話番号 ※同

以下意見です。
素案P1 27行目
続きを読む
posted by yutan at 02:32| パブリックコメント

故郷の山を思うお気持ちと行動を称賛します

登る前に分別発揮を!の続報です。

小鹿野町(埼玉県)の両神山近くの出原集落で生まれ育った介護福祉士の男性(49)が登山者のクマ遭遇事故に心を痛められ秩父の山にすむクマとの共存を呼びかけるべくツキノワグマのキャラクターが入ったプラスチックシートを手作りされた試みが報じられています。シートはB5判の下敷き形で、2頭のクマのイラストをラミネート加工しているもので「山に登る時は、鈴を鳴らすか、ラジオで音を出してくんな」と土地の方言を交えながら、アドバイスをしている様相だそうです。。
---------------------------------------------------
クマと共存、シートで訴え 小鹿野町の売店で販売
(略)
南さんは「人間も大自然の一員で、傲慢(ごうまん)になってはいけない。登山する時はクマの生息域に入ることを意識し、鉢合わせをしないよう努めてほしい」と話している。
シートは一枚二百円(税込み)。小鹿野町両神薄の両神農林産物直売所で販売している。 

こちら※2017年1月12日 東京新聞
画像検索結果※同
---------------------------------------------------
南さんの主張と試みに敬意と大きな拍手を送りたいと思います。またこのアイデアの実現に理解・協力されたと思われる両神農林産物直売所や関係各位へも同様に称賛したいと思います。
この手作りシートの精神が埼玉県内のみならずすべてのクマ生息都道府県に行き渡ることを願ってやみません。
posted by yutan at 00:00| クマとの共生