2019年06月19日

放犬規制は猟犬も対象に!(13)

放犬規制は猟犬も対象に!(12)の続報です。

ハンターによる猟犬放犬がもたらした三姉妹女児が被った痛ましい咬傷被害事故から1年3か月経て、やっと警察は被疑者を送検しました。
報道によると徳島中央署などは18日、飼っていた猟犬の管理を怠り、小学生3人がかまれけがを負わせたとして、業務上過失傷害などの疑いで徳島県阿南市に住む農業の男性(79)を書類送検したそうです。
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小学生が猟犬にかまれけが、徳島 飼い主を書類送検

送検容疑は昨年3月18日午後1時ごろから、徳島県佐那河内村の山中で、イノシシ猟のため猟犬4頭を放ち、うち2頭を見失ったが探さないなど管理を怠った。うち1頭が同日午後3時半ごろ、隣接する徳島市上八万町西地の民家の敷地で、住人の小学生の姉妹3人を襲いけがをさせた疑い。

こちら2019年6月18日 17:23|全国のニュース|佐賀新聞LiVE (抜粋)
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ハンターの散漫な猟犬管理がもたらした全くの人為事故だと思います。猟犬に責任はありません。犬の運命が気になるところです。
放犬規制は猟犬も対象に!(11)
閑話休題
猟犬も飼い犬です。飼い犬が放犬が禁じられているからには猟犬も同様に禁じられない限りはこのような事故の防止にはなりません。それは12日の参院本会議で全会一致で可決、成立した犬の飼い主に「マイクロチップ」装着を義務付けることなどを柱とする改正動物愛護法が施行後も変わりありません。
一般の飼い犬以上に獰猛な猟犬が特別扱いで放犬が不問とされている現状は理解に苦しみます。猟犬も放犬禁止対象として明文化されるよう法改正が要されます。

2019年06月18日

長野県からの御回答(2)クマ専用檻に差し替え(山ノ内町)

長野県は山ノ内町に差し替え提起を!クマ捕獲に他獣鉄製檻設置(※前欄)からの続報です。

昨日17時に長野県庁林務部森林づくり推進課鳥獣対策・ジビエ振興室より当欄表題に記した内容の迅速なご回答をいただきました。この場にてもお礼を申し上げるところです。
問い合わせへの御回答は絶好の広報機会のはずですが・・未回答行政当局

御回答を受けての口頭での県庁同室への問い合わせへの御回答によると県庁からの提起を受けた山ノ内町役場によるクマ専用檻への差し替えは同庁は昨日16時ごろ確認されたそうです。ドラム缶檻は県事務所より貸与されたそうです。
以下は県庁からの今回の御回答全文です。昨朝送付した同庁への拙提起も後記しておきます。
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2019年06月17日

長野県は山ノ内町に差し替え提起を!クマ捕獲に他獣鉄製檻設置

クマ出没防止は誘引刺激ではなく餌や臭いの封印で!(2)(※本日付前欄)の関連です。

猟友会が設置したという檻は、国や長野県が食害等に伴うクマ捕獲の際にはクマ専用檻を使用するよう啓発しているにもかかわらず、地元テレビ局の動画報道で見る限り他獣捕獲用鉄製檻を設置したものと思われます。
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山ノ内町でクマにニワトリ50羽襲われる? きょうも警戒続
(略)
地元の猟友会が近くにワナを設置するとともに町は、クマへの警戒を呼びかけています。

こちら6/15(土) 13:10配信 SBC市熱放送 ◆動画あり
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設置された箱檻の様相は動画の0.50〜0.56で確認できますが、ドラム缶結合や戸河内式パンチングメタルなどのクマ専用檻とは到底思えません。
※上記クマ専用檻については石川県サイト(※PDF)こちらP10〜12の画像等御参照

こと今回の山ノ内町の設置檻に関する限り
長野県は松本市に差し替え提起を!クマ捕獲に他獣鉄製檻設置
の時と同じ様相を呈しているのではないでしょうか。この時は長野県庁は当然の措置を松本市に対してアドバイスしクマ専用ドラム缶檻の手配に至りました。
長野県からの御回答@クマ専用檻を手配中

私見では本日付け前欄
で述べたように、クマ専用檻であるなしにかかわえあず誘引捕獲檻の設置は別グマを含めクマ個体への嗅覚誘引をもたらす可能性から撤去すべきとの考えですが、どうしても撤去しないのであれば少なくともクマ専用檻に差し替えなければなりますまい。現時点まで山ノ内町が主体的に檻を差し替えていない場合は長野県庁は早急に2017年に松本市に提起したのと同様の作為を同町に対して行わなければなりません。

ちなみにクマ専用檻は当カテゴリで縷々述べているよう、放獣された場合も自然の中でスムーズに生存できるよう檻の鉄格子などで歯や爪などの損傷を防ぐためのみならず、捕獲後の取扱者の安全のためでもあることを忘れてはなりますまい。

※2019年6月18日後記(予定)
長野県からの御回答(2)クマ専用檻に差し替え(山ノ内町)

クマ出没防止は誘引刺激ではなく餌や臭いの封印で!(2)

当欄を入れたカテゴリ名は「ハチミツ箱とクマ出没」から「ハチミツ箱、鶏舎等とクマ出没」に変更させていただきました。
さて、報道によると長野県山ノ内町で14日午前6時ごろ民家の敷地にある鳥小屋で観賞用に飼われていたニワトリおよそ50羽が襲われているのが飼い主の方により見つかり、町はクマによるものとみて警戒を呼びかけてるそうです。
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ニワトリ50羽がクマに襲われる、長野・山ノ内町の民家
(略)
現場にはクマの足跡があり、観賞用として飼われていたニワトリおよそ50羽が食べられるなどしました。
「夜の2時から3時ごろ。物置にいる犬がワンワン鳴いていて、鳥の声もした」(ニワトリの飼い主)
地元の猟友会が近くにワナを設置するとともに、町が警戒を呼びかけています。

こちら15日 6時20分 TBS NEWS
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記事からは食用のニワトリを業務として飼育する養鶏場ではないことがうかがえましょう。
ただし飼育目的は職業であれ趣味であれ、丹精込めて飼育されていたと思われる約50羽の観賞用個体への食害被害に遭われた飼い主の方の悲しみや怒りなど御心労は察するに余りありましょう。
食用のニワトリを業務として飼育する養鶏場ではないことが記事からうかがえまししょう。

クマ侵入された鶏舎の造りがどうだったのかは気になるところですが、今回の被害を契機により臭いの封印も含め頑丈な構造に差し替えられることが望まれましょう。それにかかる費用については出没防止という公益目的を鑑みれば町役場からの補助があるべきと考えます。

それから猟友会による罠設置は非括り罠にして好餌を囮にしておびき寄せるクマ専用檻と察してあげたいところですが、記事には檻の画像はありません。実際はどうなのでしょうか?
鉄製檻はクマ専用檻へ差し替えを!@アーカイブ
★本日追記
その後、別の動画報道から設置された檻はクマ専用檻でないことが分かりました。詳細は欄末から本日付次欄リンク御参照
★追記以上

閑話休題
クマ捕獲専用檻であるなしにかかわらず、今回の鶏舎侵入事案を鑑みれば、好餌を囮に使う以上は檻設置は別グマも含め人為的に嗅覚誘引をもたらす可能性があります。匂いで誘引されたものの檻に入らない場合も十分ありえます。かくして人里出没促進という逆効果を予見すれば檻の設置はすべきではありません。
クマ誘引・刺激は逆効果@アーカイブ

代案としては、上述したよう鶏舎の改造に加えて当地の鳥獣被害対策実施隊(公務団体)@同が数日間、夜間も含め張り込み適宜、周辺の発砲可能な区域で追い払いようの動物用煙火火薬(爆竹の類)を鳴らすことで、鶏舎を狙った出没及び捕獲猟具(罠)による人為誘引は防止できるはずです。
もし山之内町がハンター隊員がいない形をとる実施隊の場合は、猟友会に代行させるのも一計でしょう。
いずれにせよ、拙提起の猟銃や好餌を使用しないこれは対処は特に今回被害に遭った飼い主の方のためにだけに行うのではなく、出没そのものを防止する公益事案であることを当局及び実施隊関係者等は忘れてはなりません。

逃げグマを刺激・誘因するな!鶏舎事故の検証は必要
クマ出没防止は誘引刺激ではなく餌や臭いの封印で!

※本日後記(上述★追記関連)
長野県は山ノ内町に差し替え提起を!クマ捕獲に他獣鉄製檻設置

2019年06月16日

パニックは禁物、冷静な対処を!

報道によると今月10日に78年ぶりにクマが出没した江別市(北海道)で、13日午後6時40分ごろ、江別市の北海道情報大学で、グランドを横切るクマが目撃されました。クマはその1時間ほど前に近くの野幌総合運動公園でも目撃されていて、大学が屋外で活動中の学生に避難を呼びかけた直後のことだったといいます
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大学構内にクマ 逃げる学生「パニックになった」

学生は「クマだ!逃げろって感じでした」「パニックになってみんな大学に避難した」と話しています。大学のすぐ東側には中学校があり、現場の北側にはJR野幌駅や住宅街が広がっています。江別市は住民に注意を呼び掛けています。

こちら2019/06/13(木) 23:43 掲載HT(北海道テレビ)Bニュース
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大学構内でのクマの目撃と言えば過去にも秋田県での事案がありました。
今回も冷静沈着な対応を期待@国際教養大学(秋田市)
同(2)国際教養大学(秋田市)

大学関係者の国籍等を問わず、表題に記したよう冷静な対処が特に最高学府にいらっしゃる方々にふさわしい対処が要されてきましょう。
北海道情報大学の場合は東側の中学校や現場北側に広がるJR野幌駅や住宅街の事を鑑みても銃猟者出動や誘引捕獲檻の設置は、別グマを含め人為的にクマ個体を出没させてしまうという逆効果をもたらす可能性がありますので慎むべきでしょう。加えて不要な精神被害を敷衍することも十分考えられましょう。
今までこうした出没騒動がなかったことからもおそらくは好奇心出没の線も十分考えられ、時が解決することも濃厚なのではないでしょうか。
クマを誘引する生ゴミをガソリン臭などの放置がないように心得て精神不安情報に惑わされることなく平時のままの学生や勤務者等の生活を意識されることが最大の解決法でしょう。
かりそめにも、出没が続くようであればその時その時の学問の府としての理知的な適宜判断にゆだねるべきでしょう。
posted by yutan at 00:00| クマ誘引・刺激は逆効果

別グマを誘引・捕殺@浜田市(島根県)(2)

別グマを誘引・捕殺@浜田市(島根県)の関連です。

今回の浜田市の事案についての日本熊森協会の見解が出ています。
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島根県浜田市 いとも簡単に連続2頭の若グマ捕殺 メディア報道にも大問題 熊森本部厳重抗議
こちら2019-06-05 (水)熊くまもりニュース
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複数の行政部署の御回答趣意を読む限り、いずれも当事者意識の欠落や安易安直な殺処分判断への疑念は強まるばかりです。

それから,当該クマ森ニュースの最後部に日本熊森協会発行の、田中幾太郎氏の著本「西中国山地からクマを失うことの意味」が言及されています。当欄でも以前、紹介したことがあります。

駆除よりはクマ対策(7)緩衝帯設置へ
posted by yutan at 00:00| クマ、安易な駆除・捜索等

2019年06月15日

追い払いのみが得策にして責務@理容店侵入事案

報道によると13日正午ごろ、岩手県大船渡市の理容店にいた店主の男性が軒続きになっている休憩室から大きな音がしたため中を確認したところ、成獣のクマがいるのを見つけ警察に通報されたといいます。
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理容店にクマ侵入 室内を荒らされる/岩手・大船渡市
(略)
クマはその後、逃げて現在も見つかっていません。男性は外に逃げたため怪我はありませんでしたが、部屋のカーテンが壊され、瓶が倒されていました。通報を受けて市が現場周辺でクマ追い払い用の花火を鳴らし警戒しているほか、警察が付近のパトロールを行い住民に戸締りを呼びかけています。

こちら6/13(木) 16:21配信IBC岩手放送 Yahooニュースより

営業中の理容店 休憩室にクマ

現場は、大船渡インターチェンジから西に1キロほどの山あいに住宅が立ち並ぶ集落です。
クマが出没した現場周辺では、地元の猟友会のメンバーがクマを追い払うために使う花火を3発鳴らすなどして大きな音を出しましたが、クマの姿は確認できませんでした。
地元猟友会の男性は、「このあたりでクマが建物に入った話を聞いたことがなかったので驚いた。引き続き警戒したい」と話していました。

こちら06月13日 19時34分 NHK
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理容店関係御各位にはお気の毒としか言いようがありません。怪我がなかったことは不幸中の幸いですが、とんだ受難にはお見舞いの言葉を表するところです。

さて報道を見る限り、猟友会は銃を携行しての見回りと称した実質的な捜索は行わず、クマ追い払い用の花火を鳴らすことに留めているものと思われます。
せっかく逃げた個体を銃や猟犬を使用しての刺激誘引はやぶへびならぬやぶクマ現象を引き起こす可能性は捨てきれません。またおそらくはこの出没グマは子グマないしは若グマによる好奇心出没の可能性も十分あり得るところですが、刺激誘引は理容店への侵入個体のみならず親グマや別クマまで人為的に出没させてしまう可能性もありましょう。まして安易に囮の餌を取り付けた捕獲檻を設置してしまえば、7キロ先からも好餌の匂いを嗅ぎ分けるというクマをほぼ無差別に誘引してしまうことになりかねず、第二、第三の理容店侵入事件の類を引き起こしてしまう可能性を当局は認識しなければなりますまい。
引用した報道通り、銃器や猟具を使用した「見回り」は行わないあいし将来も行わないことが住民の安全の立場から要されることは言うまでもありません。

報道にある猟友会は大船渡市鳥獣被害対策実施隊と同一と思われますが、公務団体たる同隊及び同隊を主管する同市担当課はそうした人為誘引を発生させないことが責務となることからも、現状報じられているの非銃器、非猟具での「警戒」であることが公益に適う唯一の選択肢となるのではないでしょうか。

実施隊は非常勤公務員につき部位役得はNG!@アーカイブ
posted by yutan at 18:00| クマ誘引・刺激は逆効果

大げさにしない冷静な対処でした@動物園敷地内で子グマ目撃

11日午後8時15分ごろ、広島市安佐北区の市安佐動物公園内で体長約1メートルで子グマとみられる個体が歩いているのを閉園後に帰宅しようとしていた同園の職員が目撃され、ただちに職員による園敷地内捜索が行われましたが、同園によると翌日14時50分の時点で発見に及ばず同時刻に捜索は中止されました。

同園担当者によると翌12日は園内の西園地域のみを立ち入り禁止としたうえ、通常に開園されています。
とはいえ午前9時半に猟友会員で構成される「クマレンジャー」が捜索に携わる職員を対象に約30分間、効果的な捜索方や注意事項をレクチャーしました。
レクチャー終了後の10時からの捜索はあくまで動物園職員に関しては園内捜索に限られ、むろん麻酔銃も動物用煙火火薬(爆竹の類)も携行しない丸腰での巡回だったそうです。

動物園園敷地外でのクマレンジャー数名(2名から3名)による周辺捜索も、広島市安佐北区役所農林課によると、レクチャー終了後、園からのピンポイントと思われるいくつかの地点に車を止めての大まかな確認をしたぐらいで、そのまま帰途に着かれ、実質上、今回の目撃を事由とした捜索はなされなかったものとお聞きしています。レンジャーもまた最初から猟銃は携行されず、爆竹などその他の火器の類も爆音等が及ぼす収容動物園への悪影響を懸念する動物園側からの要請もあり携行されなかったと同区役所からはお聞きしています。
区役所の職員も同様に駐車場など園施設周辺をお二人でペアを組み巡回されたそうですが、午前11時には終了されています。むろん、園職員やクマレンジャー同様に一切の火器は携行していません。
捕獲檻の設置などもなかったことは言うまでもありません。

子グマは好奇心からたまさか周囲を山で囲まれた動物園に入り込んだものと思われます。捜索の時点ですでに帰山していたことは十分考えらえましょう。今回の園職員、クマレンジャー、区役所職員の事を大げさにしない冷静な対応は隣接住民や動物園来訪者へ不要な精神被害を与えることを避けるためにも大いに是とするところです。
以下動物園からの発信及び関連報道記事リンクです。
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安佐動物公園 一部閉園のお知らせ(6/12)

昨日(6月11日(火))午後8時15分頃、園内ゾウ舎周辺において野生のツキノワグマが目撃されました。直ちに園内の捜索を実施し、本日早朝からも本園を中心に捜索しましたが、発見されませんでした。
しかし、西園は木々が多いため十分な捜索ができていませんので、6月12日(水)は通常どおり午前9時に開園いたしますが、西園は封鎖します。

西園の捜索が終了して、封鎖を解除するときには再度情報提供します。
こちら安佐動物公園HPより

野生のツキノワグマ 動物園内で目撃 一部閉鎖 広島
(略)
安佐動物公園は山に囲まれていて、外から野生の動物が入ったり飼育している動物が外に逃げたりしないよう周囲を柵で囲っていますが、クマのような大型の野生の動物が目撃されたのは初めてで注意を呼びかけています。
こちら2019年6月12日 12時54分 NHK

安佐動物公園で野生のクマ目撃

同園によると、クマは体長約1メートルで子グマとみられる。閉園後に職員が帰宅しようとしたところ、ゾウ舎の近くを歩いていたという。職員を集めて捜索。午後11時現在、クマは見つかっていない。12日朝から再び見回り、異常がなければ開園する予定にしている。
同園は山陽自動車道広島インターチェンジの北西約5キロにあり、面積は51・4ヘクタール。園を囲むように山林が広がっている。
こちら 中国新聞社 2019/06/12 05:12(抜粋)msnニュースより
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園をはじめ関係各位におかれましてはねぎらいの言葉を表したいところです。
動物園に限らずですが、今後、周囲に山林がある施設でクマなどが目撃された際には、安佐動物公園等は取った冷静な行動は十分参考となる事例となりえるものと考えます。

クマとの共生@アーカイブ
生命の尊重@同
posted by yutan at 00:00| 動物園・クマ牧場等

2019年06月14日

3日間で4頭のウリボウ捕殺の報道

前欄続きです。

その後の報道で金沢市では13日午後にも幼獣イノシシ2頭を捕殺していたことがわかりました。
それによると13日午後0時40分ごろ、金沢市内を流れる金腐川沿いで「イノシシが2頭、走り回っている」と、近くの学校施設の職員から通報があり報道曰くの「大捕り物」が始まったといいます。
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イノシシ2頭 市職員ら“大捕り物” 金沢市内 学校施設の目の前で
 
市の職員や猟友会のメンバーなど、およそ20人が駆けつけ、逃げ回っていた子どものイノシシ2頭を川沿いの茂みに追い込み、2時間にわたる大捕り物を繰り広げました。
金沢市によりますと、捕獲されたのは体長55センチのメスの子ども2頭です
 捕獲されたイノシシは、市街地に出没しないよう処分されるということです。金沢市では11日から13日までに4頭の子どものイノシシが捕獲されています。
 「幼獣といえど人をかむおそれがありますので、その際にけがをすることが一番心配するところ」(金沢市の担当者)
捕獲されたイノシシは、市街地に出没しないよう処分されるということです。金沢市では11日から13日までに4頭の子どものイノシシが捕獲されています。
こちら6月13日18時45分頃 TBSNEWS(抜粋)
画像検索結果
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金沢市役所の担当者(課)にはやはり後ろめたいところがあるのでしょうか。山に放獣をすればその杞憂はなくなるはずです。
また付近に学校があるから幼獣を皆殺しにしてもいいという筋合いはありません。別にイノシシは国や県からも絶滅政策が採られているわけでもありますんまい。生態系や食物連鎖をよく知らないものに限ってたまさかの幼獣の好奇心出没のどさくさに紛れて予察を殺処分の理由にしたがる実情があるのでしょうか。
また安易な捕殺は、生命の尊重を第一義とすべきあるべき教育との不整合についても懸念は拭えません。

またメディアの本質を忘れたような大げさな表現や問題意識の希薄さも気になるところです。この記事に関する限りにおいて当局の所為を俗っぽい捕り物帳仕立てに敷衍して受け流すいわば翼賛記事に成り下がっている現状もあるのではないでしょうか?
posted by yutan at 00:00| マスコミ刷り込み帳

ウリボウ2頭殺処分@金沢市

報道によると金沢市の住宅地で目撃された体長およそ50センチ、および同55センチのイノシシの幼獣が捜索され山に返すことなく捕殺されました。
前者は11日正午すぎ金沢市鳴和町のNTT鳴和ビルの駐車場で、駐車している車の下にいるとの目撃情報が事の発端だったといいます。
後者は最初に12日午前9時ごろ、金沢市小坂町の住宅地で目撃された個体を追って、同場所からおよそ100メートル離れた北陸新幹線の高架下にいるところを網で捕獲したのちに殺処分されたといいます。
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金沢市の住宅地でイノシシ捕獲

連絡を受けた市の職員や警察官、それに猟友会のメンバーがおよそ15人が出て捕獲を試みましたが、イノシシが駐車場から逃げたため捕獲活動が行われました。
そして発見からおよそ2時間後の午後2時すぎ、イノシシは近くの住宅の敷地で猟友会のメンバーらの網により捕獲されました。この捕獲活動でけが人をした人はいませんでした。
捕獲されたイノシシは▼体長およそ50センチ▼体重およそ8キログラムのイノシシの子どものメスで、再び市街地に出没しないよう処分されました。
イノシシを目撃した男性は「イノシシは駐車場を走り回った後、ずっと車の下にいました。小さくてかわいかったので怖くはなかったですが、ほかの野生の動物が出ると怖いです」と話していました。
こちら06月11日 23時34分NHK 石川県のニュース

金沢市住宅地イノシシ子ども捕獲
06月12日 20時17分
金沢市によりますと、12日午前9時ごろ、金沢市小坂町の住宅地でイノシシの子ども1頭が目撃されました。
捕獲されたイノシシは▽体長およそ55センチ▽体重およそ6キロの子どもの雄で、再び市街地に出没しないよう処分されました。
こちら06月12日 20時17分 NHK同
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幼獣はそれぞれ好奇心からの散発出没と思われ、こうした出没は従前までもままあったのでしょうが、自然の摂理に従い、そのまま帰山し好奇心も薄れずっと事なきを得ていたのではないでしょうか。
私が住む広島市でも時間帯を問わずイノシシ幼獣やタヌキなどの暫定出没はありますが、決して問題など起こさないうちに自然が解決しています。
金沢市のウリボウの場合も両幼獣とも特段、住民や家庭菜園に被害をもたらしたわけでもなし、捕獲活動に際してけが人が生じたわけでもなし。
加えて殺された幼獣を親イノシシが探しに出没するという逆効果の可能性も十分考えらえましょう。

まして銃猟や罠の設置の対象外の住宅区域での発見個体であるだけに山に返すという選択肢は本当になかったのでしょうか?金沢市は判断を猟友会員で構成される「捕獲隊」に安易に丸投げしたのではないかとの疑念は拭えないところです。

金沢市が設置する鳥獣被害対策実施隊の属性については同市によると非常勤職員たるハンター隊員は存在せず実施隊員は同市主管課職員で構成される隊名のイメージとは異なる実態があります、今回の両幼獣の捜索、殺処分も、実施隊では猟友会員で構成されたに二団体たる「捕獲隊」の業務で行われたことも金沢市役所からは確認済みです。
もし、公務団体である実施隊にハンターが参加していて任意団体ではなく実施隊の事案として事に当たっていれば血も涙もないような幼獣殺処分はなく、山に返していたのではないでしょうか。

実施隊業務でなくても「捕獲隊」による部位私物化の有無については申し訳ないのですが聴き取りでの記憶が曖昧につきまた追記等することにしましょう。
実施隊は非常勤公務員につき部位役得はNG@アーカイブ
※本日追記
金沢市担当課に確認したところ、捕殺後の各個体は捕獲隊の手により市内3か所に常設されているウリボウ専門の回収ボックスのうちの一つに持ち込まれ、それを同課が委託契約している通常はペットの死骸などを扱う業者が焼却施設に搬入したことを確認しているそうです。したがって捕殺関係者による解体作業もなく、同関係者による部位の私物化はありえない確証はお持ちだそうです。この手順なら役得はなかったものと思われます。
次欄で言及した13日捕殺の別の2頭についても同じ回収ボックスにて同様の扱いがされているともお聞きしました。(両日で捕殺された計4頭は1キロ間の範囲で目撃され処理されたそうです。)
追記以上

ちなみに昨年10月の砂防ダムに閉じ込められていたイノシシ幼獣2頭は、殺処分などされていません。
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イノシシ2週間ぶり、2頭救出 北九州の砂防施設
(略)
北九州市門司区の砂防施設に今月12日からイノシシ2頭が転落して出られなくなり、市と福岡県によって27日までに捕獲された。高さ約6メートルの壁に囲まれた施設から2頭を出すため、市と県が「救出作戦」を展開し、約2週間ぶりに山に返された。
こちら毎日新聞2018年10月28日 東京朝刊
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北九州市鳥獣被害対策実施隊のメンバー構成がどのようになっているのかは存じ上げませんが、少なくとも山に返すとの判断については市や県が判断を主導した対処とも言えましょう。
その意味で金沢市の有無を言わさずの両幼獣殺処分については違和感を禁じ得ないところです。
12日には金沢市へは上記の所感は述べさせていただきましたが、いささか糠に釘の様相を感じてしまったこともお伝えしておきましょう。

※本日後記
3日間で4頭のウリボウ捕殺の報道
posted by yutan at 00:00| 生命の尊重